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アメリカンダイナーとは!意味や魅力を解説♪

アメリカ

アメリカンダイナーとは一体何なのか!
雰囲気だけは知っているけれどルーツを知らない人やダイナーという言葉を聞いたことがない方もいるかもしれません。
こちらの記事では、私が大好きなアメリカンダイナーの魅力をお伝えしていきます。

ついつい旅先でもダイナーっぽいものに惹かれてカフェを選んでしまいます。

アメリカンダイナーとは

ダイナーとは、もともと簡易的な食堂、食堂車を意味する用語で、おもにアメリカ・カナダ、その他の国々でもみられる小規模で安価なレストランを指します。

主にアメリカ料理を中心とした幅広い料理をカジュアルな雰囲気で提供し、カウンターとテーブルの組み合わせでできている。

多くのダイナーでは営業時間を通常より長くしており、主要な道路沿いや工場の近くなどの交代勤務が多い郊外では、24時間営業しているところもあります。

デザインは全然違うけど、日本だと郊外にある定食屋さんのような雰囲気なのかな?

「ダイナー」と「ディナー」の意味の違いについても気になりますよね!
実はそれぞれこんな意味があります。

  • ダイナー(Diner) 食事をする場所、食事をする人のこと
  • ディナー(Dinner) 夕食そのもののこと

英語だと「Diner」と「Dinner」で「n」が一つ足りないだけですが、こんなにも違いがあるんです!間違いやすいので注意!

ダイナーの歴史

アメリカンダイナーのデザインの歴史は、アメリカの文化や社会の変遷を反映したものと言えます。
歴史を知っていきましょう。

1. 初期のダイナー(1870年代 – 1920年代)

  • 移動式ランチワゴン: 最初のダイナーは、1872年にウォルター・スコットがロードアイランド州プロビデンスで始めた移動式ランチワゴンでした。これらのワゴンは工場や街中で働く人々に食事を提供しました。
  • 固定式ダイナー: 1920年代に入ると、移動式から固定式のダイナーへと進化し始めました。この時期のダイナーは狭く、カウンターと数席のベンチが設置されたシンプルなものでした。

2. 黄金時代(1930年代 – 1950年代)

  • アール・デコの影響: 1930年代から1950年代にかけて、アール・デコの影響を受けたデザインが普及しました。ステンレススチール、クローム、ネオンライトが特徴的で、未来的なデザインが施されました。
  • 大手メーカーの登場: プレブルト、ジェリー、ウォルターズなどのダイナーメーカーが登場し、工場で作られたダイナーをトラックで運び、設置する形式が一般化しました。

3. ポスト第二次世界大戦のダイナー(1950年代 – 1970年代)

  • 50年代スタイル: ポスト第二次世界大戦の時代には、典型的な50年代スタイルが確立されました。赤と白のビニール製シート、ジュークボックス、フォーミカ製テーブルなどが特徴です。
  • 高速道路のダイナー: 自動車の普及と共に、高速道路沿いにダイナーが増え、旅行者に手軽な食事を提供するようになりました。

4. モダンなダイナー(1980年代 – 現在)

  • 多様化: 現在では、伝統的なアメリカン料理に加えて、多文化的なメニューを提供するダイナーも増えており、地域ごとの特色を反映したデザインも見られます。
  • レトロな復興: 1980年代からは、レトロな50年代のスタイルが再評価され、ヴィンテージ感を取り入れた新しいダイナーが登場しました。

ダイナーの特徴

THEダイナーの特徴を紹介していきます!

デザインとインテリア

外観の特徴

  • ステンレススチールとクローム: 外観にはステンレススチールやクロームが多用され、キラキラとした未来的な雰囲気を醸し出しています。
  • ネオンライト: 鮮やかなネオンライトが使用され、夜間でも目立つ存在です。看板には店名や「OPEN」などの文字が輝きます。
  • ボックス型の建物: 多くのダイナーは細長いボックス型で、シンプルかつ効率的なデザインです。

内装の特徴

  • 赤と白のビニールシート: ダイナーの座席は赤と白のビニールシートが一般的で、ポップな印象を与えます。
  • カウンター席とスツール: カウンター席が中心で、回転式のスツールが並んでいます。これにより、お客様とスタッフの距離が近くなり、フレンドリーな雰囲気が生まれます。
  • フォーマイカ製のテーブル: テーブルはフォーミカ製で、耐久性があり清掃が簡単です。
  • ジュークボックス: 音楽が流れるジュークボックスが設置されており、お客様が好きな曲を選んで聴くことができます。

メニュー

定番料理

  • ハンバーガーとフライドポテト: ダイナーの定番メニューであり、手軽に楽しめる一品です。
  • ミルクシェイクとマルチ: バニラ、チョコレート、ストロベリーなど、様々なフレーバーのミルクシェイクが提供されます。
  • 朝食メニュー: 一日中楽しめる朝食メニューとして、パンケーキ、ワッフル、オムレツなどが人気です。
  • パイとデザート: アップルパイやチェリーパイなどのホームメイドスタイルのデザートが揃っています。

飲み物

  • コーヒー: 座席に座るとすぐに提供されるホットコーヒーは、ダイナーの象徴的なサービスです。
  • ソーダ: コーラやルートビアなど、様々な炭酸飲料が楽しめます。

雰囲気とサービス

一番大切な雰囲気やサービスです。

  • フレンドリーなサービス:ダイナーのスタッフは親しみやすく、フレンドリーな接客を心掛けています。常連客との会話が弾む場面もよく見られます。
  • コミュニティの場:地元の人々が集まるコミュニティの場として機能しています。友人や家族との楽しい時間を過ごす場所でもあります。

まとめ

ダイナーについてもっと興味が湧きました!
アメリカに行って実際に体験したいですね。

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