ニューヨーク唯一の世界遺産、自由の女神
ニューヨークを象徴するランドマークといえば、自由の女神。
観光客から大人気の、せっかくニューヨークに行くなら絶対に行くべき観光スポットです。
こちらの記事では、実際に自由の女神に訪れた私が2種類の自由の女神の楽しみ方をお伝えいたします。
それぞれ限られた時間・お金の旅行の中での自身のスタイルに合った方法を見つけてみてください!
自由の女神の見学方法は?無料で見れるって本当?
実は、自由の女神はお金をかけずに無料で見ることも可能だと知っていましたか?
もちろん有料の方法を選べば、無料に比べてさらに高い満足感を得ることもできます!
有料・無料それぞれの特徴を下にまとめてました。
- 有料観光フェリー(スタチュー・クルーズ)
┗満足感重視!自由の女神を間近でじっくり見てみたい・登ってみたい方向け - 無料観光フェリー(スタテン島フェリー)
┗コスパ重視!遠くからでも見れたらOK・お金をかけずに楽しみたい方
私は1日でニューヨークのいろいろなスポットを巡りたかったので、無料観光フェリーをチョイスしました!「これが本当に無料で!?」と思えるほどの満足感でした。まるで絵はがき!
有料観光フェリー(スタチュー・クルーズ)
「間近で見たい・登ってみたい」という、存分に自由の女神を楽しみたい方にオススメなのはこちら。
自由の女神はリバティ島に存在しています。
有料観光フェリー(スタチュー・クルーズ)に乗ることが唯一の島への上陸方法であり、自由の女神の迫力を1番強く感じられる方法です。
スタチュー・クルーズ以外にも、複数の会社が自由の女神に関連したツアーを開催していますが、リバティ島に上陸することはできず、近くを周遊するだけとなります。
スタチュー・クルーズでは、日本語対応オーディオガイドの無料貸し出しもあるので自由の女神の歴史なども一緒に知りたいという方にはうってつけです。
フェリーでリバティ島に上陸し、自由の女神の近くに行けるだけでなく、購入するチケットによっては自由の女神の台座や王冠の中にある展望台まで行くことができます。
ただし、台座と王冠に行くチケットは1日数100枚程度と限られていてかなりの人気を博しています。特に繁忙期である祝日や夏・秋には数ヶ月前から予約でいっぱいになることもあるので事前予約が必須!
下にそれぞれのチケットでできることや金額をまとめてみたので参考にしてみてください。
チケットの種類
チケットは全部で4種類。購入するチケットの種類によって、入場できる場所が異なります。
種類 | 往復フェリー 乗車 | 自由の女神 博物館入場 | エリス島 移民博物館入場 | 台座入場 | 王冠入場 |
Crown Reserve | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Pedestal Reserve | ○ | ○ | ○ | ○ | ✖️ |
General Admission | ○ | ○ | ○ | ✖️ | ✖️ |
Ellis Island Hard Hat Tour | ○ | ○ | ○ | ✖️ | ✖️ |
- Crown Reserve
王冠、台座を含めた自由の女神の全ての見学が可能なチケットです!
普段だと絶対に見られないような景色を見ることができ非日常を味わえます。
ただし、王冠に行くまでには細いらせん階段を354段登る必要があります。
体力に自信のない方や高い所が苦手方にはオススメできないので、ご注意ください。 - Pedestal Reserve
台座の見学が可能なチケットです!
台座の外のテラスは出ることができ、内部にある展示ルームの見学も可能です。
階段を登るのはちょっと・・でも、内部に興味がある!という方にオススメです。 - General Admission
自由の女神の中には入らず、外から迫力ある姿を楽しめるチケットです!
このチケットが王道で1番購入する方が多いです。 - Ellis Island Hard Hat Tour
エリス島の移民病院の特別ツアーに参加するチケットです。
自由の女神の台座や王冠への入場はできないためご注意ください。
また、参加は13歳以上から可能となります。
チケットの料金
チケットの料金は、以下の一覧表の金額となります。
チケット | 大人 (13〜61歳) | シニア (62歳以上) | 子供 (4歳〜12歳) | 幼児 (0〜3歳) |
Crown Reserve | 💲25.30 | 💲22.30 | 💲16.30 | 無料 |
Pedestal Reserve | 💲25.30 | 💲💲22.30 | 💲16.30 | 無料 |
General Admission | 💲25 | 💲22 | 💲16 | 無料 |
Ellis Island Hard Hat Tour | 💲75 | 💲62 | 13歳以下は不可 | 13歳以下は不可 |
チケットの購入方法
事前に予約して購入する方法と、当日購入する方法の2種類があります。
ただし、王冠や台座に行けるチケット数には限りがあり、当日購入することは出来ないと思っておいた方がいいです。ニューヨークに行くことが決まったらすぐに購入するのがオススメです。
また、当日券の購入はピークシーズン時にはチケット購入のために数時間長蛇の列に並ぶ必要が発生するので、一般チケットを購入する予定の方も事前に購入しておいた方がいいでしょう。
- 事前予約購入方法
自由の女神の公式サイトから、事前に予約購入することができます。→こちら!
公式サイト以外でも購入は可能ですが、王冠チケットと台座チケットは割引が適用されるサイトがなく、手数料が加算されて高くなってしまうので注意しましょう。
購入の方法としてはまず予約ページで、ご希望のチケットと日時を指定して進みます。フェリー乗り場は2ヶ所(ニューヨーク側とニュージャージー側)ありますが、ニューヨークに旅行されてきた方は、通常はマンハッタン側にある「New York (Battery Park)」を選択しましょう。
- 当日購入方法
Castle Clinton in Battery Parkにチケット窓口があります。
購入可能時間は、季節によって異なりますが始発のフェリー時間の30分前にオープン、最終のフェリー時間の1時間半前にクローズとなります。
路上で非公式のチケットが販売されていることもありますが、絶対に買わないように注意しましょう!
無料観光フェリー(スタテン島フェリー)
学生さんや、旅行費用を抑えて楽しみたい方には、スタテン島行きの自由の女神の前を通過することができる無料観光フェリーに乗船して楽しむのがオススメです!
スタテン島に行くまでの間に自由の女神の前をフェリーが通るので、正面から見ることができます。
こちらは実際に無料観光フェリーに乗った時の写真。(実際に見ると大きい!)
自由の女神を見ることができるのは、行きはフェリーの右・帰りは左です。
フェリーの通り道の関係で、行きの方が自由の女神に近い距離を走ります。
そのため、行きの便で写真を撮るのがオススメです。
右側を確保するために早めにフェリー乗り場に早めに並びましょう!
乗船方法
本来は、スタテン島に住んでいる方のために作られたニューヨークに行くための無料の公共交通手段です。誰でもチケットや手続き無しで、そのままフェリーに乗船することができます。
なんと1日24時間、30分毎に運行しており事前予約の必要もないためいつでも行けるのも嬉しいポイント。フェリーの時刻表は→こちら!
また、便は片道約25分。
多くの乗客が自由の女神を見るために乗船していて、そのまま来た場所に戻る船に乗って帰ります。
トンボ帰りで往復した場合は所要時間が1時間程度で済むので、様々な場所に行って楽しみたいという方や、予定より少し時間が空いたからニューヨークを手軽に感じたいという方にもピッタリです。
フェリー乗り場
フェリー乗り場は、マンハッタンの最南端に位置する「Whitehall Terminal」にあります。
地下鉄の駅でいう、Whitehall Streete駅か、South Ferry駅からすぐの場所です。
まとめ
それぞれの方法のメリット・デメリットをまとめたので参考にしてください。
私は、無料でかつ短い時間でニューヨーカーになった気分になることができるコスパ・タイパ共に最強の無料観光フェリーをオススメします。
観光方法 | 有料観光フェリー (スタチュー・クルーズ) | 無料観光フェリー (スタテン島フェリー) |
自由の女神の近さ | ◎ 間近で見れる | △ 距離は遠いが正面から見れる |
所要時間 | ✖️ 3〜4時間 | ◎ 片道25分 |
予約 | ✖️ 事前予約が必要 チケットによっては数ヶ月前予約 | ◎ 不要 |
金額 | ✖️ 💲25〜 | ◎ 無料 |
ニューヨークは特に物価が高く、日本にいる感覚で過ごしているとお金の減るが早くなってしまいます。節約できるところは節約して上手に回りましょう!