
今や私たちの生活に欠かすことの出来ないツールの一つ、LINE。
最近は個人間のやりとりだけでなく、数人の情報共有や、飲み会の日程合わせなどもLINEのグループを作成して行うようになってきた人も少なくないのではないでしょうか。
とはいえ、多くの人が関わると自然に発生してくるのが、暗黙のルール。
自分だけが知らなくて、恥をかいた経験がある人もいるはず。
今回は、20代〜50代の男女に「LINEのグループ内の暗黙のルールでこれまでに体験したこと」についてインターネットでアンケート調査を行いました。
■質問内容
LINEのグループ内の暗黙のルールでこれまでに体験したことで、あてはまるものを全てお選びください。
■調査結果
1位 9.0% : ○分以内に返事を返さないといけない
2位 7.7% : グループの存在を外部に漏らしてはいけない
3位 3.8% : グループ内で、更に小さなグループを作ってはいけない
3位 3.8% : スタンプを使ってはならない
5位 2.6% : 写真や画像はアルバム機能を使用しなければいけない
6位 1.9% : 短文を送ってはいけない
7位 81.4% : その他
■「○分以内に返事を返さないといけない」と答えた方は9.0%
9.0%の方が、「○分以内に返事を返さないといけない」と答えました。
その理由を詳しくみてみると
・既読なのに返事がないとすごく文句をいわれた(20代男性)
・返信が遅いとクレーム(40代男性)
・既読無視は絶対ダメ(20代女性)
・既読して返信しないと、心配されて何度もメッセージが届きました。それにより、すぐに返信するようになりました。(30代女性)
との意見がありました。
既読機能があるのがLINEの特徴でもあり、返事をしなくてはいけないという脅迫感を持ってしまうものだと感じている人も少なくないのではないでしょうか。
とはいえ、返信がないと相手は心配してしまう気持ちも分かります。
特にグループの場合は、誰が既読したのか正確に分からないので、読んだ人は一言「了解です!」だけでもアクションしてあげるのがマナー。
あとでゆっくり返信を・・・と思っていると忘れてしまうので、読んだその時に返信したり、スタンプを返す癖をつけるのも、解決策の一つなのかもしれませんね。
■「グループの存在を外部に漏らしてはいけない」と答えた方は7.7%
「グループの存在を外部に漏らしてはいけない」と答えたのは7.7%の方でした。
・あまり仲良しではない人は、暗黙の了解で仲間に入っていないです。(20代女性)
という意見にあるように、誰をそのグループに入れるかを大きい問題と捉える方も多いのではないでしょうか。
入れてもらえなかった人の方が、そのことに敏感になる傾向があるのかもしれません。
だからこそ、そのグループの存在自体を他に知られないことは、実はとても大切なこと。
変な誤解や軋轢を生じさせない為にも、言わなくてもいいことは言わない優しさが大切なのかもしれませんね。
「その他」と回答した方は81.4%
「その他」と答えた方は81.4%という結果でした。
「特にルールはない」と答える方が多い中、その他で他のルールを回答した方は、どのようなルールを経験したことがあるのでしょうか。
・勝手に抜けてはならない(40代男性)
・夜間はLINEを送ってはいけない(20代女性)
・一日に何回もメッセージを送らないといけない(30代女性)
・既読スルーに敏感にならないようにする。(30代女性)
・グループでいつも自分が最初にスタートさせなければいけない(30代女性)
・海外に旅行に行った際、必ず既読をつけること。心配するから、そのようなルールを作った(50代女性)
「既読スルーをしない」という意見がある中、「既読スルーに敏感にならないようにする」という意見に新しさを感じる方もいるのではないでしょうか。
何事も敏感になりすぎると、イライラが増え、関係性を良くするツールが逆にマイナスになってしまいます。
LINEだけでなく、細かいところに振り回されすぎずに過ごせると、お互いの関係が益々良くなっていくのではないでしょうか。
今や私たちの毎日に欠かすことの出来ないツールの一つ、LINE。
だからこそ、お互いに気持ちよく使えるように、ルールや境界線などは一度話し合って決めておくことが大切ですね。
【インターネット調査】
2015年6月5日~2015年6月8日
調査対象:20~54歳の男女
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