
2014年10月31日(金)12:00
大学卒業後、社会人となり多くの人が企業に就職したのではないでしょうか。
朝早く起きて、毎日決まった時間に電車に乗り、気がつけば夜遅くに家に帰ってくる同じような毎日・・・。
そんなあなたが、ついに「転職」を考える日がやってきました。
さて、転職を考えるきっかけとなった、会社への不満とはどのようなものなのでしょうか?
今回は、「今の状況に不満があって転職をしようと考えたこと」について、20〜40代の男女にインターネット調査をしてみました。
■質問内容
以下のなかから、今の状況に不満があって転職をしようと考えたことと一番近いものを1つお選びください。
■調査結果
1位 21.3% : 給料が低すぎる
2位 15.3% : 上司が無能すぎる
3位 13.7% : セクハラやパワハラに耐えられない
4位 13.3% : スタッフ同士の仲が悪すぎる
5位 10.0% :自分がやりたい仕事と違いすぎる
6位 9.0% : 残業が多すぎる
7位 8.0% : 仕事内容がつまらない
8位 5.3% : 職場が遠すぎる
9位 2.3% : 上司が厳しすぎる
10位 1.7% : 満員電車に耐えられない
■給料が低すぎることで転職を考えたことがある人が21.3%
21.3%の人が、「給料が低すぎる」と答えました。その理由を詳しくみてみると
・生活がかかっているから
・職務内容に見合った給料がもらえないと、やる気も損なわれてしまうから。
・給料がよければ、ある程度我慢できる
との意見が。また、その他にはこんなリアルな意見も。
・不景気不景気と言いながら給料を下げておいて、社長や役員は毎年高級車を買い替え、部課長は毎晩キャバクラで豪遊
・毎日、朝から夜まで働いて、仕事を持ち帰って、、ご飯を作っていられないから、 買ってくるので食費が上がり、悪循環なのに、給料がギリギリの金額。 運動量と、仕事の量と、時間に見合っていない。
労働の対価としてお給料が低すぎるのは生きていけない、そんな声が多くみられました。
仕事は内容も大切ですが、お給料は生きていくため、家族を養うために必要です。
低すぎる時給では転職も考えるという答えに納得の人も多いのではないでしょうか。
また、この回答を一番多く選んだのは30代男性で32%でした。
30代になると、結婚や子供の養育費をはじめ、家のローンやご両親の介護など、お金が必要となる場面が多くなるからかもしれませんね。
■上司が無能すぎると答えた人は15.3%
上司が無能すぎると答えたのは15.3%と、二番目に多い回答でした。
・仕事ができない常識がないのになぜこの地位に居るんだと思う
・上司が無能だと人間関係もうまくいかないし全てに悪影響が行き渡ると思われるので。
・上司が無能なら、よっぽどの事がなければその会社は経営が傾くだろうし、日常的に不都合が多そうだから
・上司との折り合いが合わず大変でした。自分に甘く人に厳しい人は合わない。
同じ仕事でも、上司によって働きやすさや仕事の楽しさも変わってくると感じている人も少なくないのではないでしょうか。
また、上司が無能なことが職場の人間関係にも影響しているとの回答も少なくありませんでした。
自分が上司の立場の場合、部下のお手本になるように日々の仕事に取り組むことを忘れないようにしたいですね。
■セクハラやパワハラに耐えられない人は13.7%
「セクハラやパワハラに耐えられない」と答えた人は13.7%という結果でした。
・少々のことは仕事のためなら我慢するが、セクハラやパワハラは許せない。
・仕事に対する情熱がからまわって、というわけでもなくただただ品性がない行動だから
・精神的なダメージが大きいから
仕事内容のことならまだしも、仕事以外のことが耐えられない場合は転職を考える人が多いようでした。
またこんな実体験も。
・現在、勤務先の担当者のパワハラが酷くて、体調を崩してしまっているから。
・仕事が難しいから質問をたくさんしたら仕事が与えられなくなった。暇すぎてやりがいがない
・実際に上司のパワハラで大手企業を辞めました
実際にセクハラやパワハラで悩んでいる人も少なくないのですね。
現在はパワハラに対する注目も増えてきています。
自分自身も、同僚や部下に対してパワハラ行為になっていないか注意することも大切ですね。
ちなみに、この回答を選んだのは20代女性が一番多く22%、30代男性が一番少なく2%という結果になりました。
いかがだったでしょうか?
働いていると、誰もが一度は「転職」を考えることがあるのではないでしょうか。
また不満を感じたときは、それを改善できるように会社に掛け合うなど、出来ることもあるはずです。
人生の多くの時間を過ごす職場、気持ちのいい働き方を目指しましょう。
【インターネット調査】
2014年9月26日~2014年9月26日
調査対象:20~49歳の男女
【その他の記事】
シリーズ一覧ページ