「同じ仕事をしている同僚が自分より多くお給料をもらっていたら・・・」努力不足を認めてもっと頑張っちゃうイマドキの日本人
- 2015/4/17
- オフィス

仕事をしていて、力強い存在なのが同期入社の仲間。
同じ時に入社をしたからこそ、仕事の悩みでぶつかるときも同じようなタイミングであったり、先輩とは違って気軽に相談したり、時には愚痴をこぼしあったり。
そんな同期が、なんと自分よりもらっている給料が高いという事実を知ってしまったあなた。仕事内容は同じで、スキルや評価も変わらないはずなのに、どうして同期のほうが高い給料をもらっているのか納得がいきません・・・。
そんなとき、あなたならどのような行動をとりますか?
今回は、20~40代の男女に、「同僚の方が給料が高いことを知ったときの行動」について、インターネット調査をしてみました。
■質問内容
以下のなかから、同時期に入社し、同じような内容の仕事をしている同僚の方が給料が高いということを知ってしまいました。その後のあなたの起こすであろう行動と一番近いことを1つお選びください。
■調査結果
1位 26.3% : 自分の努力不足だと認識しもっと頑張る
2位 26.0% : 気にしない
3位 17.0% : 自分と同僚の仕事内容や学歴に差がないか調べる
4位 12.7% : 我慢する
5位 11.3% : 上司にその理由を聞きに行く
6位 4.0% : 会社を辞める
7位 2.0% : 同僚との差額分、経費を使いまくる
8位 0.7% : 自暴自棄になってやけ酒する
■自分の努力不足だと認識しもっと頑張る人は26.3%
26.3%の人が、「自分の努力不足だと認識しもっと頑張る」と選びました。その理由を詳しくみてみると
・仕事に正当な評価が下されているのであれば、同僚は努力した結果、給与という形で評価がされており、自分は努力不足であるから。
・上司のきちんとした評価の上で決まったことなら、それが自分の実力なのだと認識するべきだと思うから。
・自分に何が劣っているのか考え、その部分の差を少しでも縮め、良い点を伸ばしていきたいと思う
この回答を選んだ人たちは、誰のせいにするのでもなく、自分に出来ることに取りかかるという前向きな人が多いようです。
また次のような回答も。
・給料の違いは、信頼度の違いだと思うので、努力して、信頼を勝ち取れるよう努力したい
・他人のことを悪く言っても何も始まらないから
まずは自分に出来る努力をするところを見直すなど、こういった姿勢で仕事に取り組むことが給料アップにつながりそうですね。
■26%の人は「気にしない」と回答
「気にしない」と答えた人は26%という結果になりました。
・給料に関して、そこまで執着が無いので、同僚が高い給料をもらっていても構わない
・いつも一緒にいるわけではないし、人間関係の構成や運・不運に左右される部分もあるので、気にしてもしょうがないと思う。
・現在の給料に不満がなければ問題ない。
同僚のお給料が高いことを知っても、自分は特に気にしないし変化もないという回答を選んだ人が多くいました。
その他には、こんな意見も。
・いちいち気にしていたら、サラリーマンをやっていられないので
・気にしてたら仕事にならない、生活しづらくなる
社会人生活が長くなると、理不尽なことや辛い事も体験したことがある人も多いのではないでしょうか。
気にし過ぎずに、受け入れるところと受け流すところを自分の中でしっかりと判断出来ることも、会社の中で生き抜いていくために必要な力なのかもしれませんね。
■自分と同僚の仕事内容や学歴に差がないか調べる人は17%
自分と同僚の仕事内容や学歴に差がないか調べると回答した人は17%でした。
・納得のいく理由が求められることだと考えるので。
・全く同じなのに給料に差があれば納得できないので、まず同僚と自分の違いについていろいろと調べてみると思う。
・給料に差がある理由を自分なりに調べた上で、どうしても分からなければ、直属の上司に相談してみる。
また、全体の平均値では17.0%ですが、男女別でみると面白い結果に。
男性平均の9.3%に比べて、女性平均は24.7%と2.5倍ほどの差がつきました。
女性は周りとの違う理由を知って論理的に納得したい傾向があると言えそうですね。
いかがだったでしょうか?
同じ状況であっても、それによる行動は人それぞれ違うという結果が明らかになった今回のアンケート調査。
知ったときに怒る人もいれば、悲しみを感じる人、俄然仕事に燃える人、感情の違いもそれぞれ違うことも面白いですよね。
お互いに切磋琢磨し合って、お互いの成長に繋がる仲間がいることはとても大切な事ですので、ライバルでもありながら、いい仲間として関係を大事にしていけるといいですね。
【インターネット調査】
2014年9月26日~2014年9月26日
調査対象:20~49歳の男女
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