
疲れた後の職場の飲み会、なんだか乗り気じゃないこともありますよね。そんなとき、上手な断り方が出来たらなあ…みんなはいつもどうやって断っているのかなあ…そんなことを思ったことはありませんか?
理由が無いのは印象が悪いし、理由を考えるのも難しい…断ったことで後々しこりを残すのも嫌ですよね。そこで今回、みんなはどうやって断っているのか、職場の飲み会での上手な断り方があるかどうかアンケートを取ってみました。
【質問】
職場の飲み会の怖いほど上手な断り方
【回答】
■本人にしかわからないし無理強いされることもない!
最も多い結果になったのが家族の不調、職場の人は基本的には家族と会うこともありません。それに家族が不調だというのに無理強いするような人はいませんよね。
・母が入院中で、家族の食事の支度があるので…と断ったことがあります。母は普通に元気です。
・家族に介護が必要な人がいるので、飲み会にはいけないと初めから言っておくと誘われません。
・「今、連絡が入って」…とメールが来たふりをして、焦った表情をします。保育園にあずけているので、迷惑を掛けたくないという雰囲気をしっかり出すことも。
・母親が腰が悪いのを会社の上司が知っているので、それを口実に毎回会社の飲み会を断っていました。
回答の後にご家族への謝罪付きが多いのが印象的でしたが、家族を理由にすると一歩ひいてくれて仕方がないと理解してもらいやすいとのことでした。中には演技派の方もいらっしゃいましたが、実際にご家族が不調で上司も知っているという人は特にスムーズに行くようです。上司が知っていると信憑性も増しますよね。
介護などの場合は、その場ではなくて継続的に誘いを断れる、もしくは誘われることがないようです。たまに乗り気がしないということであれば風邪やケガといった回復しやすい不調を口実にするのが良いようですね。ウイルス性の病気を理由にすれば別の家族にうつって…としばらく利用できそうです。
家族の不調を出してわざわざ事実確認をすることはありませんし、無難ともいえそうですね。
■今日は体調が…持病が…他にも色々!
家族の不調に続いて多かったのが自分の不調、当日でも断りやすく、会社終わりに病院に行くという口実を附属する場合も。
・飲み会の当日の朝から体調が悪いようにしんどそうにしていると、まわりの方が心配してくれて自然と参加せず帰る事ができます。
・体調が悪くて仕事が終わってから病院に行ってきますと言えば無理には誘われない。
・体調悪いので今日飲んだら吐くかも、と言えばそれでも来いという人はいません。吐瀉物の後始末は誰もしたくないと思います。
体調が悪いまま参加することで仕事に支障をきたしたくないということもあるようです。昼ごろや朝からアピールをするということが多いようですね。日常的に漢方等を飲んでいる場合、特に不調を感じさせなくてもやんわりと断ることができそうです。
予定があると答えた人にはどうしても外せない用事などしつこくは誘ってこない、また誘ってくださいとフォローすることで相手にも配慮した断り方で、そう何度も使うのではなくその場限りというようですね。習い事やスポーツ観戦という用事は何度も使えて良さそうですね。
お金が無いという理由は無難だけどおごると言われたらどうしよう?という疑問付きの回答もありましたが、角が立ちにくいとも考えられます。
荷物の受け取りは家族の不調が使えない一人暮らしの人には役立ちそうです。今日中にカニが届くといわれたら、確かに生ものだし仕方ないですよね。
■不調は無理強いされないけれど、後々これを聞かれると…
家族や自分の「不調」というのが最も多い結果になりました。しかし他の回答には「体調の経過を聞かれると気まずい…」という意見がいくつかあり、ウソをつくのが心苦しいと思う人は避けた方が良いかもしれません。
驕る、貸すと言われると逃げ道が無くなりやすい金欠に比べ、予定があるのは無理強いもされにくく、フォローの言葉へつなげやすいと考えられます。特に家族の不調を理由にしづらい一人暮らしの場合は家族からの荷物など仕事帰りの遅い時間指定で利用することもあるので荷物の受け取りは使いやすそうですね。
環境の違い等もありますので、それぞれ自分に合った疑いのかかりにくい理由選びが必要になりそうです。
2014年10月2日(木)12:00
【インターネット調査】
2014年8月22日~9月17日
調査対象:全国の男女100名
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