
どうしても苦手な人、嫌いな人…学生時代は、そんな人たちに関わらないことも容易ですが、社会人ではそうもいきません。実際に、嫌がらせをした人も中にはいるのではないでしょうか?
苦手な人、嫌いな人がいても全員が嫌がらせをするわけではありません。
しかし、もしかしたら自分は嫌がらせされているのかも!?そんなドロドロとした裏側もあるかもしれません。そこで今回、実は嫌がらせをしたことがあるという人に、どんな嫌がらせをした経験があるのかアンケートを取ってみました。
オフィスで実はやったことがある嫌がらせ
【回答】
■気づかないうちにやっている?シカトが一位!
最も多い結果となったのが「シカト」でした。聞こえないふりをするほか、どうしても話したくない、気が合わなくて…という他、意外にも以前自分がされた仕返しという回答も多く寄せられました。
・グループのリーダーが、あまりにも不正な行いをしすぎていたので、気づかせるために、無視というよりも、あえて目の前で話したりしました
・話しかけても無視する人に、私も挨拶しないようにしてみたが、あんまり気分はよくなかった
・シカトをすれば、そこから仲間はずれ、ランチも一人、帰りも一人と自然にそうなる。いい歳をしてやってしまった。
・自分ではしたつもりがなくても、周りの人からシカトになっていたと言われたことがあります。
・仕事に手を抜きすぎの同僚に嫌気がさし、すごく忙しい時に相手にせずシカトしてしまったことがある。
自覚が無いのは特に指摘されないとわからないものです。意識していないのはそこまで相手が嫌なのか、それとも本当に聞こえていないのかがわからないのでさらにややこしいことにもなりそうですね。
相手も返さないということや、仕事に関しての姿勢などを気づかせるために、あえてやってみたという人も見られます。いじめという言葉もいくつか目立ち、あまりいい気分ではない、やってしまったと後悔している姿も多くありました。嫌がらせとはいえすべてに悪意があるわけではないようです。
■お昼くらいは避けさせて…ランチに誘わないのが二位!他には…
次に多かったのは「ランチに誘わない」仕事とは関係ない所なので選んだ人も多いようです。
・お昼くらいは喋りたくもないし、顔も見たくないのでひとりで外に出ていました
・嫌がらせは子供じみているので、あまり好きじゃないですが、強いて言うなら、特別にランチなどは誘わないというくらいの程度です。
楽しく食事ができないというほか、誘われないのは意外と精神的にダメージを受けるという意見までありました。嫌がらせというよりはランチまで一緒に過ごしたくないという意見が印象的です。悪意をもってランチに誘わないというのも難しい話かもしれませんね。
また、3番目に多かったのはミスを大声で叱るという意見です。これにも仕返しというより、気づかないうちにやっていたという意見がありました。
最も多かったのは何度注意しても同じミスを繰り返す場合、思わず大きな声を出してしまったというパターンです。嫌がらせだと意識していないことも多く、中には「当時は嫌がらせとは思っていませんでした。でもそれを何度か繰り返しているうちに相手の方が体調を崩してしまい仕事に支障が出てきて自分のやった事が嫌がらせだったことに気づきました」という回答もあり、体調を崩すほどではパワハラとして問題化している昨今、気を付けた方が良いかもしれません。
LINEやCCは仕事に影響が出ないものが圧倒的でしたが、中には仕事を押し付ける、出遅れさせるためという回答もありました。
■もしかしたらいじめに繋がってしまうかもしれない?
シカトで特に目立った「いじめ」という言葉、他の回答でもまれに見られましたが、中には嫌がらせだと思っていなかったけれどその結果相手が体調を崩してしまった、退社してしまったという回答がいくつかあったのが印象的です。
仕事には影響しないことがほとんどでしたが、中には仕事に影響が出るような回答もありました。選択肢にはなかったものの、仕事を残す、ロッカーにゴキブリの死骸を入れたという回答も。
ニュースでも取り上げられるいじめと言う問題は何も子供たちの社会だけの問題ではありません、大人であっても、最初は少しの嫌がらせのつもりがいじめに発展してしまうことがあるということも、念頭に置いた方が良いかもしれませんね。
2014年9月18日(木)12:00
【インターネット調査】
2014年8月22日~9月17日
調査対象:全国の男女100名
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