休日はこれ!子供と観たいジブリ作品TOP5

今回は、10~40代の男女に、子供と観たいジブリ作品を選んでもらいました。どれも名作揃いのジブリ作品なので、1つ選ぶとなると迷いますよね。調査結果はどうなったか、解説を交えながら紹介しましょう。

■質問内容

子供と観たいジブリ作品はどれですか。

■調査結果

1位:となりのトトロ  36.0%

2位:風の谷のナウシカ 14.0%

3位:天空の城ラピュタ 12.0%

4位:魔女の宅急便    6.0%

4位:千と千尋の神隠し  6.0%

●3人に1人が選んだ!圧倒的な人気作品「となりのトトロ」

堂々の1位は、3割以上の人が支持した「となりのトトロ」。多感な年頃のサツキと純真無垢で好奇心いっぱいのメイという姉妹。ある夏の日、彼女たちが出会った不思議な生き物「トトロ」とその仲間たちとの心温まる交流を丁寧な筆致で描いたこの作品は、1988年の公開以降、子供たちに夢を、大人にはノスタルジーを感じられる名作として愛され続けています。子供時代に見たという人も、大人になって見返してみるとまた違った感動が味わえるのではないでしょうか。何度見ても違った楽しみ方ができるので、1番人気なのも納得です。

●初期の冒険活劇も根強い人気

2位にランクインしたのは、自然破壊の問題を冒険活劇に昇華させた「風の谷のナウシカ」。3位は、すっかり「バルス!」の呪文でおなじみとなった「天空の城ラピュタ」が入りました。ジブリ作品としては初期の作品ですが、今でも根強い人気を誇る理由は、大人も童心に戻れるワクワク感満載のアクションシーンと、勧善懲悪タイプの分かりやすい物語になっている点ではないでしょうか。激変する時代の中で、変わらず愛され続けている名作です。

●少女の成長を描く作品もランクイン

次にランクインしているジブリ作品は、同率で2作品。多感な思春期を迎えた少女の成長を描く「魔女の宅急便」と「千と千尋の神隠し」です。「魔女の宅急便」は、田舎から都会へ出てきた魔女のキキが、様々な体験をくぐりぬけて成長していく様子が感動的。「千と千尋の神隠し」は、何気ない日常から迷い込んだもう一つの世界で、つらい思いをしながらも周囲の助けを得て力強く困難に立ち向かい、現実世界に戻ってくる千尋の健気さが魅力です。どちらも感情移入しやすく、子供と一緒になってキキや千尋を応援したくなるからこそ、一緒に観たい作品として選ばれたのではないでしょうか。

■大人も子供も安心して楽しめる作品が人気

今回は10代~40代の男女を対象に「子供と観たいジブリ作品」を調査しました。選ばれた作品は、比較的初期に作られた作品が多い点が特徴ですね。安定の1位はやはり「となりのトトロ」。その他は、分かりやすい冒険活劇や主人公の成長物語が人気でした。どの作品も、子供だけでなく大人も安心して楽しめる名作で、長年人気が続いている理由も分かる気がします。宮崎駿監督は、新作「君たちはどう生きるか」の制作に取りかかっていることを発表していますが、新しい作品が、子供と観たい作品となるかどうか、注目ですね!

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