廃刊・休刊してしまった雑誌で復活してほしいものランキング
- 2023/3/21
- エンタメ

多くの雑誌が、本屋さんやコンビニで並んでいます。自分の小さな頃からあって、読んできた漫画雑誌もありますよね。
しかし、売り上げなどから、廃刊や休刊になってしまうものもあります。その中には、「好きだったのに」と思ってしまうものもあったのではないでしょうか。
そこで今回は、廃刊・休刊してしまった雑誌で復活してほしいものについて、10代~40代の男女を対象にアンケート調査を行い、結果をもとにランキング化してみました。
■質問内容
廃刊・休刊してしまった雑誌で復活してほしいものはどれですか。3つ以内でお選びください。
■調査結果
1位:ぴあ 16.0%
2位:すてきな奥さん 8.0%
3位:egg 6.0%
3位:Zipper 6.0%
5位:AneCan 5.0%
5位:PINKY 5.0%
5位:Grazia 5.0%
8位:Olive オリーブ 4.0%
8位:BLENDA 4.0%
10位:KERA! 3.0%
10位:流行通信 3.0%
10位:小悪魔ageha 3.0%
●1位 ぴあ
1位にランクインされた雑誌は「ぴあ」でした。
「ぴあ」と聞くと、チケットぴあを思い浮かべる方が多いかもしれません。それは、レジャー領域の大企業ではありますが、初めは月刊の雑誌だったんです。
1972年創刊で、当時WEBのない時代に、圧倒的な情報量で、その時代の青春のど真ん中に必要とされた雑誌でした。映画の情報やFMの曲目や番組表、読者投稿での募集やランキングなども組んでいたようで、今の情報誌の先駆けといっても過言ではないほどですね。惜しまれつつも、2011年に休刊されました。
インターネットというとてつもない情報を持つものが出てきてしまいましたが、長い間愛された雑誌ですね。
●2位 すてきな奥さん
2位は、さまざまな主婦向けのテクが載っていた「すてきな奥さん」がランクインされました。
「すてきな奥さん」というと、付録によくリラックマの何かがついている、というイメージも強いかもしれません。設定は、若い主婦に向けた雑誌のようですが、主婦でなくても、わかりやすい節約方法や簡単料理、整理整頓など、生活に役立つ情報が山ほど載っていた雑誌でした。
残念ながら、2014年に月刊は休刊になってしまいましたが、まだ毎年末に刊行されている「新春すてきな奥さん」は60万部を維持しているため、発売を継続しているようなので、ぜひ一度見てみてください。
●3位 egg
3位にランクインされた雑誌は「egg」です。
「egg」は1995年に創刊された雑誌で、その当時の女子中高生のカルチャー誌として人気を博しました。ルーズソックスやコギャル、ヘソ出しルックなど、数々のブームを巻き起こし、またギャルカルチャーも牽引していたものです。パンスト選手権などのエンタメ要素や、エッチな体験談も載っていたりと、バイブル的な雑誌ともなっていたようですね。
2014年に、雑誌文化がインターネットに移って来始めたため、休刊していましたが、2018年にWEB媒体で復活もしている様子。どのように変化して生まれ変わって来たのか、ぜひ、チェックしてみてください。
■紙媒体だからこその懐かしさ
今では、インターネットの普及から、電子書籍が主流になりつつあり、紙媒体の雑誌や漫画の売り上げが落ちていますね。紙媒体のマンガや雑誌で育った身としては寂しいものです。
しかし、紙媒体だからこその良さ、懐かしさは、WEBには作り出せないものです。たまには、本屋に寄り、雑誌や漫画、本に触れてみましょう。
HORANE調べ
2019年3月
調査対象:10~40代の男女