むずむずする!中二病感がすごいアニメ1位は…
- 2019/3/2
- エンタメ

学園モノを中心に、思春期のキャラクターたちが数多く登場する作品の中には、その独特な“中二病感”が目を引く作品も少なくありません。
そこで今回は、10~40代の男女を対象に、むずむずする!中二病感がすごいアニメを調査。ランキング化してみました。
■質問内容
むずむずする!中二病感がすごいアニメはどれですか。3つ以内でお選びください。
■調査結果
1位:中二病でも恋がしたい! 18.0%
2位:文豪ストレイドッグス 12.0%
3位:斉木楠雄のΨ難 11.0%
4位:異世界はスマートフォンとともに。 10.0%
4位:アニメガタリズ 10.0%
4位:Re:ゼロから始める異世界生活 10.0%
7位:この素晴らしい世界に祝福を! 9.0%
8位:境界線上のホライゾン 8.0%
8位:ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王 8.0%
8位:ささみさん@がんばらない 8.0%
●1位 中二病でも恋がしたい!
まず堂々の第1位にランクインしたのは、『中二病でも恋がしたい!』。
そのタイトルが示すとおり、同作では、主人公である“元・中二病”の高校生・富樫勇太が、ひょんなことから出会った同級生の少女・小鳥遊六花や、その後に加わった凸守早苗や、五月七日くみん、生谷森夏といった“中二病少女軍団”との日常と、その後に起きた転機により、自らも“中二病”キャラを復活させるというプロセスが描かれています。
主人公である勇太を中心に、“中二病”について黒歴史的に捉えつつも、それを決して否定することなく、共存するスタイルを描いた同作は、従来の“中二病”作品にはない魅力と、独特な“中二病”要素が。今回のアンケートで多くの人々が同作の名を挙げるのも頷けるところです。
●2位 文豪ストレイドッグス
続いて第2位にランクインしたのが、『文豪ストレイドッグス』。
日本の文学史に今なおその名を刻む太宰治、芥川龍之介といった文豪たちがキャラクターとして登場する同作は、多くの純文学ファンたちが知るように、彼ら特有の“中二病”的気質がトリガーとなる形で引き起こされる様々な事象を中心に展開していく人気作品です。
現実社会における彼らがそうであったように、あまりある自身の能力を制御できなかったり、平然と自殺したりといった性質は、純文学ファンにとって思わずクスリとさせられるところ。オリジナリティあふれるストーリーはともかく、ある程度、史実に基づく形で、歴史的な文豪たちの多くが中二病的な性質を持っていたことを描いた同作は、放送当時、多くのファンを魅了することとなりました。
●3位 斉木楠雄のΨ難
そして第3位にランクインしたのが、『斉木楠雄のΨ難』。
まさに「神」と言っても過言ではないほどの強大な力を持った超能力者の高校生・斉木楠雄を主人公とする同作は、彼がそうした能力をもっていながらも、なぜか「極力目立たないようにする」という身上ゆえに頻発する様々な出来事を中心に展開していくコメディ作品です。
しかも、同作においては、主人公である楠雄は、いわゆる“狂言まわし”的な役割を兼ねており、自身が原因となる形で引き起こされている様々なアクシデントについても、冷静にツッコミを入れるなど、独特な中二病要素がもりだくさん。多くの人々が同作を「むずむずする!中二病感がすごいアニメ」として、その名を挙げるのも頷けるところです。
■やはり「なろう系」は中二病要素が強い?
また4位には「なろう系」の人気作品として知られる『異世界はスマートフォンとともに。』や『Re:ゼロから始める異世界生活』、さらにはTOHOシネマズ新宿の幕間短編アニメとしてスタートしたという、異色の背景が特徴的な『アニメガタリズ』が同率ランクイン。
そのほかのとことろしては、「なろう系」からのリメイクという形で作品化された『この素晴らしい世界に祝福を!』や、A4で780ページにも及ぶという膨大な初期設定資料が存在するという『境界線上のホライゾン』、さらにはアーケードゲームを元ネタとした『ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王』など、「なろう系」を中心に、近年大人気となっている作品がその名を連ねることとなりました。
HORANE調べ
2019年2月
調査対象:10~40代の男女