もはや暗号!?最近のキラキラネーム事情

  • 2020/6/12

子供に付ける名前はその子の一生を左右するものです。ましてや夫婦の最初の子供であれば思い入れも強くなります。夫婦二人にとっては特別な子ですから周りとは違う名前を付けたいという気持ちもわかります。

しかし、その行き過ぎた行為がキラキラネームになってしまうことがあるのです。そんなキラキラネームも最近はどんなものがあるのでしょうか。

■質問内容

子どもにキラキラネームをつけたいと思いますか?もしくはつけましたか?

■調査結果

つけたい:12.4%

つけたくない:87.6%

●最近のキラキラネームの傾向

最近のキラキラネームと言ってもどんなものがあるのでしょうか。最近見かけるキラキラネームを男の子と女の子で分けてみました。

・男の子の場合

輝星(読み方:ベガ)心人(読み方:はーと)皇帝(読み方:しいざあ)繰英人(読み方:くりえいと)獣王(読み方:らいおん)

・女の子の場合

不思議(読み方:はてな)月々菜(読み方:るなるな)奏夢(読み方:りずむ)妃(読み方:ひな)希帝(読み方:きてぃ)

最近使われているキラキラネームの傾向としては、カタカナ読みのものや星の名前などが使われていることが多いです。最近では、これらのキラキラネームの他に和風の名前も流行ってきているようです。よく使われるのが、紬(読み方:つむぎ)心桜(読み方:こころ)心陽(読み方:こはる)といったものです。

●キラキラネームはなぜつける?

キラキラネームが増えた理由は様々あります。その一つが、人名用漢字です。これは人名として使える感じのことで、今では当たり前になった「茜」といった感じも90年代に追加されたものです。

こうして徐々に人名として使える漢字が増えていきました。また2004年にも人名用漢字の登録が追加であり、キラキラネームを付ける親が増えてきたのです。

もう一つキラキラネームが増えた理由として、親の稚拙化があります。これは、親となる夫婦が若くしてなる場合に多いようです。成熟していない子供の状態で急に親になってしまうと、自分の許容量を超えてしまい、子供の先のことまでしっかり考えていないのです。

さらに小さいころに影響を受けたアニメや漫画などから引用する場合もあり、これらはその影響を受けた子供が大人になって結婚し、その子供に付けるパターンが多いようです。

■子供の将来のことをしっかり考えて名前を付けよう

当たり前のことですが、生まれてくる子供は夫婦の願望を満たすものではありません。自分が好きだからと言って、キラキラネームを付けてしまうと将来その子供が大人になった時に大変な思いをします。

もしかしたらそれが原因でいじめられるなんてことにもなるかもしれないのです。名前を付ける場合は、しっかりと子供の将来を考えてつけましょう。

ページ上部へ戻る