俳優と芸人、2人の“聡”
- 2019/1/30
- よしもと

人気芸人達が、大好きな映画人へ向けてラブレターで愛を伝えるこの企画。
今回登場するのはこの人!
ひょっこりはん
今回、ひょっこりはんさんがラブレターを書いた相手とは…?
妻夫木聡
主な出演作品
主な出演作:『ウォーターボーイズ』、『ジョゼと虎と魚たち』、『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』、『東京家族』、『家族はつらいよ』など
【ひょっこりはんさんから妻夫木聡さんへのラブレター】
気付けばいつも、そこには妻夫木聡がいた!
ーーQ:妻夫木さんを好きなったきっかけは『ウォーターボーイズ』だったんですか?
ひょっこりはん:そうですね。
特に『ウォーターボーイズ』で妻夫木さんが演じられていたヘタレの高校生役がすごい好きなんですよ。
それと僕、高校時代はスポーツ推薦で体育科だったんですけど、
『ウォーターボーイズ』を観たときに、高校生がシンクロを通して一丸となる姿が、当時熱い気持ちを持っていた自分と重なったんですよね。
それで気持ちが昂って、「みんなでやろう!」と、僕も同級生たちと『ウォーターボーイズ』をマネして、シンクロをやりました (笑)。
それから色々な映画を観ていたら、ある時、僕が観る映画に妻夫木さんがよく出演していることに気付いて、そこで、「あ、僕って妻夫木さんが好きなんだな」と、意識するようになりました (笑)。
ーーQ:本名が妻夫木さんと同じ「聡」ということも関係していたのですか?
ひょっこりはん:はい!
僕、本名が「宮下聡」なんですけど、これまであまり同じ名前の人に出会うことがなかったので、同じ「聡」ということで親近感が湧きました。
本当に厚かましいんですけど、追いつけ、追い越せというか、自分も同じ「聡」として頑張ろうという気になりましたね(笑)。
会ったら「僕も❝聡❞です」と言いたい!
ーーQ:実際に、妻夫木さんにお会いしたことはありますか?
ひょっこりはん:いや、無いです。会いたいですね。
ーーQ:実際にお会いしたらどんなことを話したいですか?
ひょっこりはん: 「僕も『聡』です!」って言いたいです(笑)。
ーーQ:具体的に、妻夫木さんのどんな所に惹かれますか?
ひょっこりはん: これ、といった明確なことは上手く言えないんですけど、「強い」イメージの役も「弱い」イメージの役も柔軟にこなせる所ですかね。強い役、弱い役、どちらを演じられても、妻夫木さんの役に共感しやすいんですよ。それはやっぱり、同じ「聡」だからかもしれないですけど(笑)。
あと、妻夫木さんが出演している作品だとハズレが無いイメージがあるので、観る映画を決める時に安心感があるんです。
ーーQ:今後、妻夫木さんに演じてもらいたい役はありますか?
ひょっこりはん:二枚目に見えないような演技が好きなので、ちょっと弱い役を演じている妻夫木さんが観たいですね。
僕、妻夫木さん主演の『美女缶』という作品が好きなんですよ。
『美女缶』を簡単に説明すると、妻夫木さん演じる主人公の男が缶詰めを開けると、パッケージに描かれている美女が実際に出てきて、数日間一緒に生活をしていると美女は消えちゃう、といったストーリーなんですね。
僕、妻夫木さんはもちろん、臼田あさ美さんもむちゃくちゃ好きで、この作品にはその大好きな2人が出ていたから何回も観たんですけど、この作品の主人公のような、ちょっと弱そうな役を演じる妻夫木さんはまた観てみたいですね。
以上、ひょっこりはんから妻夫木聡さんへのラブレターでした!
次回もお楽しみに!
(文・渡部隆太/辻健一)