
育児には悩みがつきもの。共通した年代の子をもつ者同士でしか分かり合えない心配事やツラさがあるものです。そんなときに頼りになるのがママ友ではないでしょうか。
同じ園や学校に通う子のママと顔を合わせるうちに自然と仲良くなって、家族ぐるみの付き合いに発展している人もいるでしょう。ところが、なかには「ママ友はつくりたくない」という人もいます。
そこで気になるのが、みんなのママ友事情。
本当のところ、ママ友と呼べる人は何人くらいいるのか20代~50代の子持ち女性を対象に調査してみました。
■質問内容
ママ友は何人いますか?
■調査結果
1位:0人 44.6%
2位:5人 10.9%
3位:2人 8.7%
4位:1人 6.5%
5位:3人 5.4%
5位:10人 5.4%
6位:6人 3.3%
6位:7人 3.3%
6位:11人~15人 3.3%
6位:16人~20人 3.3%
7位:4人 2.2%
7位:26人~30人 2.2%
8位:8人 1.1%
意外なことに「ママ友が0人」という人が半数近くもいました。
まわりを見渡すとママ友がたくさんいる人が多いような気がしますが、実のところはママ友をつくらずに過ごしている人がこんなにもたくさんいたのですね。
もしくは、最低限の会話はするけれど、本当に気の合うママ友はいないということも考えられます。
ママ友は良好な関係を築けると協力し合うこともできるのでありがたい存在ですが、残念ながらトラブルの元になる可能性もあります。そのようなリスクをあえて避けている人もいるのかもしれません。
また、最近のママは仕事で忙しい傾向があるので、ママ友をつくる余裕がないというのも理由のひとつといえるでしょう。
いっぽうで「ママ友が10人以上」という人も結構いるようです。幼稚園や保育園からの付き合いや同じマンションに住んでいる人など、少しずつネットワークを広げてきたのかもしれませんが、ママ友がいない人から見たら信じられない数ですね。
■ママ友づくりは無理せずに
子供がいると「絶対にママ友をつくらなきゃいけない」と思いがちですが、今回の調査結果でもおわかりのように、ママ友がいなくても問題なく育児はできるものです。
ただ、園や学校の事情をはじめ、子どもの育て方といった情報を得られるのは確かです。
とはいえ、子どもの有無に関係なく、大勢の友達と集まるのが好きな人もいれば、数人と深く付き合う人、友達よりも家族との時間を大切にする人など性格や考え方は人それぞれ。
自分のペースで子育てを楽しめるような友達付き合いを目指していけばいいのではないでしょうか。
ママ友は無理をしてつくるものではありません。それでは、かえって疲れてしまうでしょう。
自分と波長が合う人とは自然とひかれあうものです。ほかのママと顔を合わせたときに笑顔であいさつするよう心がけていれば、そのうち気の合うママ友ができるでしょう。
すべてのママ達と深く付き合う必要はないのです。無難に、ある程度の距離を保つのもかしこい大人の付き合い方ですよ。