なぜ引き受けたのか謎な実写化に違和感があったジャニーズタレントランキング

マンガやアニメなど、人気の作品を今話題の俳優たちが演じる実写化ドラマ・映画。数年前から続く「実写化ブーム」なんて言葉も、まだまだ流行は続きそうです。

しかし中には「このキャラクター、どうしてこの人が演じているの?」と思ったこともあるはず、それが今をときめくアイドルだったら尚更です。

そこで今回は、なぜ引き受けたのか謎な実写化に違和感があったジャニーズタレントについて、10代から40代の男女を対象にアンケート調査を行い、結果をもとにランキング化してみました。

■質問内容

なぜ引き受けたのか謎な実写化に違和感があったジャニーズタレントはどれですか。3つ以内でお選びください。

■調査結果

1位: 亀梨和也/ベム(妖怪人間ベム)   27.0 %
2位: 村上信五/ハクション大魔王(ハクション大魔王)   21.0 %
3位: 松岡昌宏/デモキン(怪物くん)   11.0 %
4位: 大野智/怪物くん(怪物くん)   10.0 %
4位: 丸山隆平/鵺野鳴介(地獄先生ぬ~べ~)   10.0 %
6位: 中居正広/伊橋悟(味いちもんめ)   8.0 %
7位: 玉森裕太/ケン(信長のシェフ)   6.0 %
8位: 山下智久/星川高嶺(5→9~私に恋したお坊さん~)   5.0 %
8位: 手越祐也/桐島竜太(デカワンコ)   5.0 %
8位: 山田涼介/天草流(探偵学園Q)   5.0 %

●1位 亀梨和也/ベム(妖怪人間ベム)

1位は、亀梨和也さん/ベム(妖怪人間ベム)がランクインしました。

人間から疎まれ、ひっそりと寄り添うように生きていく、心優しい3人の妖怪人間が、人間になるための答えを探す旅をしている「妖怪人間ベム」。

1968年に放送されたテレビアニメが原作となっていますが、アニメ版では50歳ぐらいの男性であり、身長も190センチあまり、さらに色黒で無表情という少し怖い感じさえあるベムを、当時26歳で現役アイドルである亀梨さんが演じたことに、違和感があった人も少なくありません。

これは、原作のホラーに近い要素よりも、心やさしい妖怪人間たちが人々を守るために活動していくといった、新たな要素を取り入れることを重視したからだと言われています。

●2位 村上信五/ハクション大魔王(ハクション大魔王)

2位にランクインしたのは、村上信五さん/ハクション大魔王(ハクション大魔王)でした。

こちらの作品も、原作は40年以上前の1969年に製作されたテレビアニメで、2013年に村上信五さん主演によってドラマ化されました。

くしゃみをすると壺の中から出てくる、ぽっちゃりしたヒゲの生えた大魔王……。みなさんも一度は見たことがあると思います。

それをジャニーズが演じることにびっくりしましたが、キャスティングしたフジテレビは「子供に好かれ、子供が寄ってくる愛され要素を持っている村上さんだからこそみんなが大好きになる大魔王にピッタリ」だと太鼓判を押しています。

村上さんも、「ただのモノマネにならないように気をつけて演じた」と話しています。

●3位 松岡昌宏/デモキン(怪物くん)

3位は、松岡昌宏さん/デモキン(怪物くん)がランクインしました。

ドラマでは、怪物ランドの王位継承のため人間界で修業するべくやってきた怪物くんが、人間の欲望を吸い取り、この世に蘇ろうとする悪魔プリンス・デモキンの復活阻止に奮闘するストーリーになっています。

原作アニメとは、外見も物語上の立ち位置も大幅に変えて登場したデモキンですが、原作では悪魔界のこどもの王子様といった感じのデモキンが、実写ドラマではいかにも貴公子かプリンスか、といったように、そのビジュアルが特に変更されていて話題を呼びました。

■長く愛される作品ばかり

今回ランキングに入った作品のうち、トップ3の作品は、すべて原作が40年以上前のアニメばかりでした。

当時とは時代背景もなにもかもが変化している中、実写化をするにあたって、キャラクターの容姿を現代風に変更したり性格を変えたりといった変化を加えることも、今の時代のニーズに合った作品を作るには必要なことかもしれません。

ジャニーズというアイドルの枠にとどまらず、意外な姿に変身を遂げたみなさんの作品を視聴してみてはいかがでしょうか。

 

 

HORANE調べ

2019年1月

調査対象:10~40代の男女

関連記事

ページ上部へ戻る