
転職してキャリアアップし、年収もぐんとアップ!
という謳い文句を目にしたことは誰もが一度はあるはず。
では、実際に転職したら年収は上がるのでしょうか?
転職理由や業界によっても様々ですが、世のサラリーマンが転職で年収がどの程度上がっているのか調査してみました。
今回は、20代〜40代の男女に「転職後の年収アップ額」についてインターネットでアンケート調査を行いました。
■質問内容
転職後の年収のアップ額として、当てはまるものを1つだけお選びください
■調査結果
1位 13.8% : 0~10万円以上
2位 12.5% : 下がった
3位 6.7% : 10~20万円以上
4位 5.4% : 100万円以上
5位 4.2% : 20~30万円以上
6位 3.8% : 30~40万円以上
6位 3.8% : 40~50万円以上
7位 2.1% : 50~60万円以上
8位 0.4% : 70~80万円以上
9位 0% : 60~70万円以上
9位 0% : 80~90万円以上
11位 47.5% : 転職をしたことはない
■「0〜10万円以上」と答えた人は13.8%
「0〜10万円以上」と答えたのは13.8%の人でした。
また、アップした年収分の使い道を伺いました。
・貯金(20代男性)
・生活費 (30代男性)
・生活費(40代男性)
・貯金(20代女性)
・趣味(30代女性)
・生活費(40代女性)
年収10万円程度のアップであれば生活に大きな変化はありません。
どの年代でも生活費や貯金という回答があり、生活費の中にうもれてしまう人がほとんどのようです。
転職先の会社で給料が無事に伸びていくといいですね。
■「下がった」と答えた人は12.5%
12.5%の人が「下がった」と答えました。
転職は給料目的だけとは限りません。
やりたいことが見つかり、多少給料が下がってもいいという覚悟で転職する人もいることでしょう。
そのような人は生き方自体に価値を見いだし、充実した日々を過ごせていると言えそうです。
■「10〜20万円以上」と答えた人は6.7%
「10〜20万円以上」と答えたのは6.7%の人でした。
アップした年収分の使い道については以下のような意見がありました。
・貯金(20代男性)
・ローン支払い (30代男性)
・衣服代(30代女性)
・資産運用(30代女性)
ある程度お金がまとまると、ローンの返済に回したいという方も多いようです。
確かに、35年ローンで組んだ場合、金利分だけでも驚くような金額になります。
一ヶ月でも前倒しして完済したいところですね。
また、生活に余裕がある方は、資産運用に回すケースもありました。
投資にはやたらに手を出さず、しっかりと自分で勉強してから投資するようにしましょう。
意外にも転職をしたとしても、年収を大きく上げることができたのは僅かということが分かりました。
時間や労力を使い転職をしたとしても、今の生活はほとんど変わらない可能性があるということです。
もちろん、大切なことは転職して、少しでも収入を上げることだけではありません。
何のために仕事をし、何を大事にして生活していきたいのか、を明確にすることが自分の幸せづくりに繋がっていきそうですね。
【インターネット調査】
2016年6月9日~2016年6月13日
調査対象:20~49歳の男女