これが現実!有給休暇の消化率10%以下という人は●●%という結果に!

毎年付与される有休休暇。
あなたはどれくらい消化できていますか?

有給休暇を消化しないまま消えていっているという方も多いはず。
そもそも有給休暇があることを認識していない片もいるのかもしれません。

今回は、20代〜60代の男女に「有休休暇の消化率」についてインターネットでアンケート調査を行いました。

 

■質問内容

あなたの有給消化率として、当てはまると思うものを1つお選びください

■調査結果

1位 35.0% : 10%未満

2位 30.4% : 10%以上50%未満

3位 19.8% : 80%以上

4位 14.8% : 50%以上80%未満

 

 

■「10%未満」と答えた方は35.0%

35.0%の方が、「10%未満」と答えました。

満足しているかどうかを聞いた結果がこちら。

・空気が悪く取得できない(20代男性)
・まったく満足できない(30代男性)
・使う機会がない(40代男性)
・有給がない(30代女性)
・満足していません(40代女性)
・普通(50代女性)

との意見がありました。

これが日本の休暇実態の現実。
10%の有休を取得することすら困難な状況のようです。

休んでいる場合ではないという空気感から、休む人は悪というイメージが自動的に作られてしまっている現実があるのではないでしょうか。

自分が休むと代わりになる人がいなかったり、迷惑がかかる人がたくさんいる、という状況はどの会社でもありそうですね。

少しでも改善できるよう、職場内で話し合って連携し合うことが大切なのではないでしょうか。

 

■「10%以上50%未満」と答えた方は30.4%

「10%以上50%未満」と答えたのは30.4%の方でした。

・満足していない(30代男性)
・まあまあ満足(50代男性)
・もっと休みたい(20代女性)
・少し不満です(30代女性)
・満足(60代女性)
 

少しでもとれればましというところでしょうか。
この率になると意外にも「満足」している方が少しいることがわかりました。

とはいえ、消化しているのは与えられた日数の半分未満。
本来は100%とるべきものです。

・他の人がとっていないからとりづらい(20代男性)

このような意見があるように、自分だけ有給休暇を取得するというのは気が引けますよね。
職場全体で改善する道を模索する必要があります。
 

■「80%以上」と回答した方は19.8%

「80%以上」と答えた方は19.8%という結果でした。

・満足してる(20代男性)
・満足(30代男性)
・満足(40代男性)
・満足(20代女性)
・満足しています。しっかり取らせてもらえる職場です(30代女性)
・全部取得しています(40代女性)

ここまで消化できていたらとても優良な職場といえそうです。
ほぼ全員が「満足」という結果を残しています。

経営者の方がこの記事を読んでいれば、ぜひ参考にしてください。

有休の消化率を80%以上にすることで、社員の満足度が上がり、社内の空気も良くなるのではないでしょうか。

とはいえ、本来有休は100%消化されるべきもの。
これで喜んではいてはいけません。
 

いかがでしたか。

​これが現在の日本の有休消化の現実です。
有給休暇を与えられてはいるが、消化できていない、というのがほとんどということがわかります。

働き過ぎと世界中から言われている日本。
案外、仕事に向かっているほうが仕事だけ考えればいいので楽、という人もいるかもしれません。

しかし、それでは人生、味気ないでしょう。
プライベートを少しでも充実させ、身も心も幸せな生活を手にいれるためにも仕事と生活のバランスを意識してとる必要があります。

プライベートを充実させることが仕事にプラスに働く面もありますし、休暇をとることで仕事の効率性が上がってより良い結果になることもあります。
目の前の仕事にとらわれず、より先まで見据えてみると、有給休暇を消化することが全員にとってプラスになるとも言えそうです。

有給休暇を取りにくい空気感から、気軽に休んで気持ち良く仕事ができる職場環境になるとよいですね。
 

【インターネット調査】

2016年4月7日~2016年4月11日
調査対象:20~69歳の男女

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