
ほぼ相場が決められている「結婚式のご祝儀」。
相場があるからこそ、相場に対して多い、少ないを比較できてしまいます。
そして、相場よりあまりにも少ないと、どうしても人間性を疑ってしまうこともあるのではないでしょうか。
みなさんは結婚式のご祝儀の金額で気になったことはありますか?
今回は、20代〜40代の男女に「ご祝儀の多い少ないで今後の人間関係に影響するかどうか」についてインターネットでアンケート調査を行いました。
■質問内容
結婚式のときの「ご祝儀の多い、少ない」で今後の人間関係が変わると思いますか?
■調査結果
1位 77.0% : いいえ
2位 23.0% : はい
■「いいえ」と答えた方は77.0%
77.0%の方が「いいえ」と答えました。
大抵の場合は、決まった相場の祝儀を包むのが常ではないでしょうか。
ですので、金額が少なくて人間関係について考える機会自体が少ないと言えそうです。
本来、お祝いの気持ちとして渡すご祝儀。
その金額によって人間関係が変わるのは精神的にもストレスになりかねません。
今回、「はい」と回答した方はどのような場合があったのでしょうか。
■「はい」と答えた方は23.0%
「はい」と答えたのは23.0%でした。
・常識的な人かわかるから(20代男性)
・最低3万円ないと(30代男性)
・やはり少ないと「何で?」と思ってしまう(40代男性)
・相場というものがあるし、今はインターネットで調べればすぐに分かるのだから、それより少ないと常識を疑う(20代女性)
・少ない金額だと相手は親しい仲と思っていないんじゃないかと思うので(30代女性)
・お嬢様気質で、自由奔放、どケチな女の子がいて、周りからは嫌煙されてたんですが、私は面白くてよく遊ぶ女友達でした。その子が私の結婚式のとき、1万円しか包まなく、本当にどケチで非常識な子だと思ったので、それっきり付き合いをやめました(30代女性)
・結婚式の場合は、金額で気持ちがわかるからです(40代女性)
・その方の価値観がわかるので、どの程度の距離で付き合うのが無難かがわかってしまうから(40代女性)
・極端に少ない人は常識がないと感じて距離を置く(40代女性)
相場や常識がある冠婚葬祭。
今の結婚式のご祝儀の相場は友人であれば3万円といったところでしょうか。
今後の付き合いが長く続く関係があるため金額にも困るものです。
大きな出費にはなりますが、ある程度の域から出てしまうと、やはり人間性を疑われてしまうという結果となっていることがわかります。
結婚式に参加させていただく以上、お祝いする姿勢で望むのが普通でしょう。
本来、本当に心からお祝いしたい人であればご祝儀をケチるという行動には出ないはず。
確かに3万円は高いですが、食事代や引き出物にかかる費用を考えると、3万円以下、ましてや1万円では損失です。
ちょっとこの人には少なめでいいか・・・。
そう感じる結婚式があるのであれば、その結婚式は本当にあなたにとって「大切」と言えますか?
思い切って、不参加という形を取るのも一つの優しさでもあります。
中途半端な気持ちで望むことは、結婚する本人たちにも迷惑がかかります。
相手も、自分も「気持ちいい」と思える金額を出して渡せることが一番健康的です。
自分のお金が相手の手にわたり、そのお金を相手は幸せの一部に変換します。
その感謝の気持ちを少しずつ増幅させながら、お世話になった人、支えてくれた仲間達に還元していきます。
ご祝儀の3万円は紙としては3万円の価値しかありませんが、そのお金が渡り回ることで、33万円以上の働きをしてくれるはずです。
ぜひ、金額以上のあなただけの「ご祝儀」を袋いっぱいに詰め込んでみてくださいね。
そして、結婚式に参加する場合には、最低限の常識を踏まえてご祝儀を用意しましょう。
【インターネット調査】
2016年1月25日~2016年1月28日
調査対象:20~49歳の男女
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