
あなたの貯金額はいくらですか?
年齢や家族構成によって様々ですが、他人の貯金額は意外と気になるのではないでしょうか。
毎日、電車に揺られ夜遅くまで働いても、ぜんぜん貯まらないお金。
と思いつつ、しっかりと貯金がある家庭もあります。
あなたの貯金額は全体平均のどの付近に位置していると思いますか?
今回は、20代〜40代の男女に「あなたの貯金額、その金額に対して低いと思うか、高いと思うか」についてインターネットでアンケート調査を行いました。
■質問内容
あなたの貯金額として、当てはまるものを1つお選びください
■調査結果
1位 31.0% : 0〜10万円
2位 13.4% : 1千万1円以上
3位 7.4% : 100万1円〜150万円
4位 7.2% : 10万1円〜20万円
5位 5.6% : 200万1円〜300万円
6位 5.4% : 300万1円〜400万円
6位 5.4% : 300万1円〜400万円
8位 4.0% : 500万1円〜800万円
9位 3.4% : 20万1円〜30万円
9位 3.4% : 50万1円〜60万円
11位 3.0% : 90万1円〜100万円
12位 2.8% : 800万1円〜1千万円
13位 2.6% : 40万1円〜50万円
13位 2.6% : 150万1円〜200万円
13位 2.6% : 400万1円〜500万円
16位 2.0% : 60万1円〜70万円
17位 1.8% : 30万1円〜40万円
18位 1.0% : 70万1円〜80万円
19位 0.8% : 80万1円〜90万円
■「0〜10万円」と答えた人は31.0%
31.0%の人が「0〜10万円」と答えました。
貯金額の現状について詳しく聞いてみると、
・働いていないから少ない(20代男性)
・貯金する余裕がない(30代男性)
・日々の生活がいっぱいいっぱいで貯まらない(40代男性)
・妊娠中の為仕事ができない(20代女性)
・入院1回でもしたら残高ゼロ(30代女性)
・生活費が一杯で余裕がない(40代女性)
との意見がありました。
当然ですが、低収入の方が多くいるということは、貯金額が低い方が多くいるという結果となります。
月収が10万円以下の方が約4割という今の日本の現状を考えると当然の結果と言えそうです。
この状況だとアンケートにあるように、生活費で精一杯。
毎月ぎりぎりの生活をしているという方がほとんどではないでしょうか。
これでは結婚などできるはずがありませんね。
■「1千万1円以上」と答えた人は13.4%
「1千万1円以上」と答えた人は13.4%となりました。
貯金額の現状について聞いてみると、
・高い。周りに言うと驚かれる(20代男性)
・そこそこ高いと思います。あまり欲しいものが無いので(30代男性)
・普通だと思う(40代男性)
・高いと思う。FP相談などで毎回驚かれるから(20代女性)
・こつこつ貯めてきたので、多いほうだとは思います(30代女性)
・老後にかかるお金を考えると低いと思う(30代女性)
なんと第二位に来たのは一千万以上という結果に。
この結果は何を意味しているのでしょうか。
それは日本の格差もどんどん広がっているということ。
低所得者は低所得になるスパイラル、高所得者には高所得になるスパイラルが発生していると言えそうですね。
とはいえ、20代で貯めているかたもいて、節約してこつこつ貯めているかたもいます。
1千万円と聞くと途方もない数字に見えますが、無駄遣いせずに生活すれば決して無理ではない数字と言えそうです。
■「100万1円〜150万円」と回答した人は7.4%
「100万1円〜150万円」と答えた人は7.4%という結果でした。
・収入が低いので少ないのは仕方ない(20代男性)
・低い。年齢考えたらやばい額(30代男性)
・低い。これから夫婦の老後を考えるとやばい(40代男性)
・低い。奨学金の返済で使ってしまったから(20代女性)
・低いと思う。32歳という年齢ではかなり低いと思う(30代女性)
・低いと思う。今の年齢を考えるともっと貯蓄がある方が良いと思うので(40代女性)
日々の生活費を切り詰めて、なんとか貯金を少しずつしているという方はこちらにあてはまるケースが多そうです。
最低でもこの程度は欲しいもの。
しかし、言うまでもなく老後のことを考えると不安な金額であることは間違いありません。
だからと言って、今の生活を変える訳にもいかない。
仕方ないので今の仕事を一生懸命毎日こなすしかない。
そのような人は少なくないと言えそうです。
想像以上に格差が広がっているということが今回のアンケートで明るみになったと思います。
だからと言って急に今の生活を変えることもできません。
格差社会が広がることを嘆くだけか、少しずつ行動に移すかは自分自身で決めることができます。
収入を増やすことも、少しでも支出を減らして貯金することも努力次第で十分にできます。
お金が全てではありませんが、今の貯金額に危機感を覚えた人は日々のお金の使い方や稼ぎ方について考えてみてはどうでしょうか。
【インターネット調査】
2015年12月25日~2015年12月28日
調査対象:20~49歳の男女
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