3位夏目友人帳!思春期の葛藤がたまらないアニメランキング

もともと多くの少年少女たちをその主たる視聴層として位置づけているアニメ作品の中には、リアルタイムで思春期にある視聴者たちが、常日頃、自身の生活の中で抱えているような悩みや葛藤などをリアルに再現している作品も少なくありません。

そこで今回は、10~40代の男女を対象に、思春期の葛藤がたまらないアニメを調査。ランキング化してみました。

■質問内容

思春期の葛藤がたまらないアニメはどれですか。3つ以内でお選びください。

■調査結果

1位:君に届け 18.0%
2位:月がきれい 15.0%
3位:夏目友人帳 13.0%
4位:からかい上手の高木さん 12.0%
5位:男子高校生の日常 11.0%
5位:響け! ユーフォニアム 11.0%
7位:クズの本懐 10.0%
8位:謎の彼女X 9.0%
8位:中二病でも恋がしたい!戀 9.0%
8位:ノラガミ 9.0%
8位:ソードアート・オンライン 9.0%

●1位 君に届け

まず堂々の第1位にランクインしたのは、『君に届け』。

もともと読みきりの漫画作品として掲載された後、読者の後押しを受ける形で連載作品となり、さらにアニメ化されることとなった同作は、そのネクラな性格と長い黒髪と青白い素肌から、クラスメイトに「貞子」と呼ばれて小馬鹿にされているという、なんとも切ない境遇の女子高生が主人公。

しかしその実態は堅実な努力を積み重ね、人の優しく、感謝の心を持った善良な少女。そうした本来の姿と周囲の風聞とのギャップに思い悩みつつも、可能な限り全力で前向きな生き方を送ろうと努力する彼女の姿は、多くの人々の共感を得る形となりました。

●2位 月がきれい

続いて第2位にランクインしたのが、『月がきれい』。

学業は苦手でありながらも、文学を志し、小説家になることを目指している中学3年の少年・小太郎が主人公の同作は、いわゆる“ネクラな文学青年”特有の葛藤に加え、もともと持っている思春期ならではの想いや葛藤が印象的な作品です。

そんな彼は、同作のヒロインであり、小太郎とはまったくタイプの異なる“明”のキャラクターである茜に恋をし、やがて交際に発展することとなりますが、その恋愛は、やはりというか、すれ違いの連続。こうしたプロセスが、多くの視聴者にとって印象的であったと言えそうです。

●3位 夏目友人帳

そして第3位にランクインしたのが、『夏目友人帳』。

そもそもで「本当に妖怪が見える」という特殊な能力を持っているにもかかわらず、それを口にしたことで「嘘つきの子供」「薄気味悪い子供」というレッテルを貼られることになってしまった主人公の生い立ちそのものが、まず多くの視聴者にとって、なんとも歯がゆいところ。

そんな彼は、親戚の家をたらいまわしにされた挙げ句に、ようやく自身の能力を生かす形での生きる道を見つけることになるものの、そこから先も様々な苦難が……周囲にいるような同世代の“普通の少年”になりたいという想いを持ちながらも、それがなかなかなわぬ彼の生き様は、なんとも胸の締め付けられるものがあると言えそうです。

■キーワードは思春期特有の“あるある”?

このほかのところとしては、その独特な“あるある感”が視聴者のハートを鷲づかみにし、後に実写映画化までされることとなった『男子高校生の日常』や、同級生のヒロインによる「からかい」と、それに対する主人公の抗戦ぶりが印象的な『からかい上手の高木さん』、さらには、そのタイトルが示すように“中二病”である主人公の悪戦苦闘ぶりが共感を呼んだ『中二病でも恋がしたい!』など、思春期にある多くのファンにとって共感できる独特な“あるある要素”を持った作品が、数多くランクインする形となりました。

 

 

2018年9月
調査対象:10~40代の男女

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