出先で友人から「どうしてもお金を貸してほしい」と言われたあなた。
状況も状況だし、昔からの友人だし、しぶしぶ貸してしまいました。

こういった状況で、あなたはいくらまでなら貸しますか？

友人とはいえ、あまり大きな金額を貸すのは勇気が要りますよね。

今回は、20代〜40代の男女に「今まで知人に貸したお金の最高金額」についてインターネットでアンケート調査を行いました。

 

■質問内容

今まで知人に貸したお金の最高金額として、当てはまるものを1つお選びください

■調査結果

1位 67.2％ ： 0〜5千円

2位 9.4％ ： 5千1円〜1万円                 

3位 7.0％ ： 1万1円〜3万円               

4位 3.8％ ： 3万1円〜5万円

5位 2.6％ ： 10万1円〜20万円

5位 2.6％ ： 20万1円〜50万円

7位 2.4％ ： 5万1円〜7万円

7位 2.4％ ： 100万円以上

9位 2.2％ ： 7万1円〜10万円

10位 0.4％ ： 50万1円〜70万円

11位 0％ ： 70万1円〜100万円

 

■「0〜5千円」と答えた人は67.2%

67.2%の方が「0〜5千円」と答えました。
その理由を詳しくみてみると、

・貸したことはない（20代男性）
・相手が困っていたから（30代男性）
・小銭がなかった（40代男性）
・立て替えて、細かいお金がなかったので実質貸した形になった（20代女性）
・お財布を忘れた友達の、その日のランチやお茶代（30代女性）
・持ち合わせがないから貸してと言われた（40代女性）

との意見がありました。

半数以上の方がこちらを選択し一位となりました。
中には貸したことがないという方もいらしゃいます。

突発的な事態になり、貸さざるを得ない状況になってしまったという場合がほとんどのようです。

一緒にランチに出た友人がたまたま財布を忘れてしまい、千円だけ貸したという方も少なくないのではないでしょうか。
これくらいのやりとりであれば、お互いの助け合いと言えそうですね。
 

■「5千1円〜1万円」と答えた人は9.4％

「5千1円〜1万円」と答えた人は9.4％となりました。

・困っていたから（20代男性）
・うっかり財布を忘れた（30代男性）
・財布の忘れ（40代男性）
・ライブのチケット代を立て替えた（20代女性）
・急な飲み会に給料日前に誘ったため（40代女性）

​この金額になると少し様子が変わってくることがわかります。

ライブのチケットなど、抽選によって決まるものの多くは、その時に立て替えないといけない場合がほとんどではないでしょうか。

また、自分から誘った手前、貸さなければならない状況も考えられます。
その時に応じて、時には「貸す」という行為も必要かもしれません。
 

■「1万1円〜3万円」と回答した人は7.0％

「1万1円〜3万円」と答えた人は7.0%という結果でした。

・生活に困っていた友人に貸した（20代男性）
・知人が外出先でバッグごと持ち物を全て落としてしまって、お金がない状態で困っていたから（20代女性）
・旅行の宿泊費。一緒に出かけた友人がATMでお金を下ろしてくるのを忘れたから（20代女性）
・生活に困っているといわれて（30代女性）
 

この金額は「一時的に気軽に貸す」という状況でもないことがわかります。

生活に困っている人を助けることも大切ですが、この場合はすでにお金に困っている人に貸すので返ってこない場合も考慮しなければなりません。

それが覚悟できない場合は、トラブルの元となるので貸さないほうが良いでしょう。

いかがだったでしょうか？
いつでも人間関係のトラブルの真ん中にあるお金の問題。

人助けは良いことですが、時と状況をしっかり見極める必要がありそうです。
たとえお金が足りない場合でも、銀行から借りる、ローンを組むなど、友人から借りる以外にも選択肢は多くあります。

気持ち良い人間関係を築いていくためにも、お金を貸すときには慎重に考えて貸しましょう。
 

【インターネット調査】

2016年1月15日～2016年1月18日
調査対象：20～49歳の男女

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