制作会社A-1 Picturesで傑作作品1位は?

テレビでも映画でも、アニメ制作会社による作品を目にすることが多くなってきましたね。

雇用問題などで話題になることもありますが、会社にファンが付いたりもして、その勢いは上昇傾向にあるようです。

今回は、数あるアニメ制作会社の1つであるA-1 Picturesが手がける作品で特によかった作品について、10~40代の男女にアンケート調査し、ランキング化してみました。

■質問内容

A-1 Picturesが手がける作品で特によかった作品はどれですか。3つ以内でお選びください。

■調査結果

1位:僕だけがいない街 15.0%
2位:黒執事 12.0%
3位:ヲタクに恋は難しい 11.0%
3位:GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 11.0%
5位:ペルソナ5 10.0%
6位:七つの大罪 戒めの復活 9.0%
6位:四月は君の嘘 9.0%
8位:約束のネバーランド 8.0%
8位:WWW.WORKING!! 8.0%
10位:Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線バビロニア 7.0%
10位:フェアリーテイル 7.0%
10位:ダーリン・イン・ザ・フランキス 7.0%
10位:グランクレスト戦記 7.0%
10位:亜人ちゃんは語りたい 7.0%

 

●1位  僕だけがいない街 

2016年1月から3月までアニメとして放送された「僕だけがいない街」。

原作の漫画は「ヤングエース」(株式会社KADOKAWA発行)で2012年7月から2016年4月まで連載されていました。

「再上映(リバイバル)」という特殊能力で過去に戻ることができる主人公の藤沼悟が、自分とその周辺に起こる悲劇を回避するために、何度もタイムリープを繰り返すサスペンス。

巧妙な伏線が多数敷かれ、その多くが最終回で回収される見事さに、多くのファンが舌を巻いたようです。

ただ、未回収の謎も残っていて、全てがスッキリするのではなく疑問をわずかに残している辺りにも、人気の秘密があるのかもしれませんね。

●2位 黒執事

枢やなさんによる同名の漫画を原作とし、2008年10月から放送されたテレビアニメの「黒執事」。

「黒執事II」として第2期も放送、第3期の「黒執事 Book of Circus」はOVAとして発売されました。

19世紀末期のイギリスが舞台で、主人公は名門貴族のファントムハイヴ伯爵家の執事セバスチャン・ミカエリス。

セバスチャンの正体は悪魔で、彼と契約した主人のシエルと共に、目の前に現れる難問を解いていくストーリーになっています。

「黒執事」はとにかく若い女性に絶大な人気を誇っているようで、ストーリーもさることながら、セバスチャンのキャラクターとしての魅力や、絵のタッチの繊細さも人気の秘密として言及されています。

●3位 ヲタクに恋は難しい

第3位は「ヲタクに恋は難しい」。

原作はふじたさんによる漫画で、イラスト投稿メインのSNSであるpixivから誕生して人気を呼び、その後書籍化ました。

テレビアニメとしては2018年4月から6月に放送。

腐女子(男性同士の恋愛小説・漫画等を好む女子のこと)である主人公の桃瀬成海が交際相手にフラれた後、ヲタク友達である二藤宏嵩と交際。さらに同じオタクである先輩社員の小柳花子・樺倉太郎の2人も絡み、4人が中心となってストーリーが展開されていきます。

評判の特徴として、「なぜ『ヲタクに恋は難しい』にオタクはイライラするのか?」とか「オタクに恋は難しいが気持ち悪い理由は?」といった賛否両論な側面もあり、絶妙なラインを責めた作品であるとも言えるのではないでしょうか。

■ネットで人気に火が付いた作品も多くランクイン!

その他、同率の3位では柳内たくみさんが小説投稿サイトのArcadiaに掲載していたweb小説を原作とした「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」がランクインしました。

テレビや雑誌などの実メディア離れが進む中、ネットが大きな影響を与え始めていることの一例かもしれませんね。

 

 

2018年8月

調査対象:10~40代の男女

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