お正月福をもたらす雑司ヶ谷七福神巡り。七人の神様と招き猫を巡る縁起がよい東京観光デート in 池袋〜護国寺

雑司ヶ谷七福神は、池袋から雑司ヶ谷、鬼子母神、護国寺エリアにある2010年に誕生した都内でも新しい七福神です。そして、お寺が多いこのエリアは癒しの猫ちゃんも多く出没します。七福神と招き猫を巡る運をもたらす七福神巡りです。

昼からスタート
山の手エリア3大副都心「池袋駅」から雑司ヶ谷七福神巡りスタート!

東に西武百貨店、西に東武百貨店がある不思議な街、「池袋駅」からスタート。 池袋駅は、山の手エリア3大副都心の一つで1日平均の利用者数は約258万人で、なんと新宿駅に次ぐ第2位。渋谷駅より多いのね!

池袋西口から東通りを目指します。目印はジュンク堂書店のちょい先。東通りは最近絶品バルやピザ、ステーキ屋などグルメ通りに変身!また“読める本屋”の天狼院書店など個性的な書店や雑貨店も多く集まる池袋の新しいカルチャーを発信するエリアです。
ご利益は“招徳人望”の「福禄寿」@仙行寺

神様の出身地とご利益について雑司ヶ谷七福神を巡りながら解説! 福禄寿は中国の神様でご利益は“招徳人望”とされてます。

もう少し詳しくご利益を説明すると、 「福」・・・人望のご利益があり、善い人間関係を築くと多くの“福”に恵まれます。 「禄」・・・禄=財産。財産をもち貫禄出しましょう。 「寿」・・・長寿のことで単に長生きするだけじゃなく、心と体が健康で長生きしましょう。
ご利益は“家内安全”の「布袋尊」

東通り戻ると、大きく口を開けて、なんともいえない笑顔が印象的な「布袋尊」は中国の神様。七福神の中で唯一人物がモデルの神様です。常に満面の笑顔で愛嬌のある神様のご利益は「家内安全」。

誰かに似てるんだよな〜
年明けうどんを「硯家 本店(すずりや)」で!

年明けうどんは、うどん屋の「硯家 本店」さん。(すずりや)と読みます。 「日本人に生まれてよかった」と思ってもらえるように、うどんの麺、つゆにこだわりのある人気店です。スパイシーなカレーうどん、豪快な肉ぶっかけうどん、ヘルシーな豚肉キャベツうどん。。。正直悩みます。。。

カレーうどんを選択ッ!麺はコシがあり、スープは結構スパイシーです。
辛いものを食べたあとは甘いもの。。。創業大正13年の「紅谷」

硯家 本店を出て、右手に“豆大福”の幟があります!辛いものを食べた後は甘いものを食べたくなる。。。人間の脳は常にバランスを求めているものだ!とつくづく思う(笑)
ご利益は“学芸達成”の「弁財天」@観静院

学問・芸術の神、弁財天を祀る観静院は、秀吉の子飼いから肥後の大名へ躍進した加藤清正が供奉したご神体がご尊像だそうです。ん〜私も躍進したいっ!

美しい姿に思わず見惚れてしまう観静院の「弁財天」。 ご利益は学問・芸術達成ということで、クリエイティブなお仕事をしている方にはぜひいっていただきたい。

観静院の周りにはお寺が多くあります。お寺といえば、猫。そんなイメージを不思議と抱くのですが、撮影に慣れた?毛並みの良い猫ちゃんたちがナイスなポーズをしてくれます(笑) 作品「鐘楼と猫」
ご利益は“五穀豊穣”の「大黒天」 @雑司ヶ谷鬼子母神堂

インドの神様、大黒天様が祀られている雑司ヶ谷鬼子母神堂。豊かな歴史が息づく鬼子母神堂は、安産、育児の神様として女性と縁の深い神社です。

鬼子母神堂の敷地内に「大黒堂」という大黒様が祀られている休憩所があります。

鬼子母神堂の大黒様は木で彫られていて、都内でナンバーの美男子と噂の大黒様です。

江戸時代の雑司ヶ谷鬼子母神境内には多数の茶屋があったそうです。いつしか茶屋が境内から姿を消しましたが、最近「おせんだんご」が復活!“おせん”というのは鬼子母神には千人の子がいたことが名前の由来です。

上川口屋。雨が降らなきゃ年中無休だそうで、なんとお正月もやってるよ〜とのこと。懐かしい駄菓子に優柔不断ぶりを発揮しそうですw

樹齢約700年の大銀杏はかつて稲荷の森と呼ばれた歴史ある樹です。しかし700年とはすごい!目の前に立つと、すごいオーラを感じることができます。
ご利益は“商売繁盛”の「恵比寿」@大鳥神社

1712年に創始された雑司ヶ谷エリアの氏神様として崇敬される大鳥神社。江戸時代から続く酉の市は多くの参拝客で賑わうそうです。

七福神巡りの時期にはないと思いますが、大晦日に向けて「茅の輪」がありましたこの輪をくぐり越えて罪やけがれを取り除き、心身が清らかになるように祈願します。くぐり方が独特で、 (1) 先ず、茅の輪の前に立って軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、 左回りに回って元の位置に戻ります。 (2) 茅の輪の前で軽く礼をします。右足からまたいで輪をくぐり、右回りに回って元の位置に戻ります。 (3) 茅の輪の前で軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻ります。 (4)茅の輪の前で軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、ご神前まで進みます。二拝二拍手一拝の作法でお詣りします。

日本からの唯一の神様、恵比寿様。国産みの神様と知られる、“イザナギ”“イザナミ”の子供だそうで、海からやってきたことから、大漁(=商売繁盛)のご利益があります。大鳥神社の恵比寿様は100年余を経て雑司ヶ谷七福神発足とともに鎮座したかなり若い恵比寿様です。

お賽銭箱ではなく、お賽銭袋!これは初めてみました。なんか可愛い〜
ご利益は“厄除け”「毘沙門天」@清龍寺

インドの神様である「毘沙門天」。清龍寺の階段を上がると雑司ヶ谷を一望できて気持ちがいいです。

豊島区指定文化財の「大毘沙門天王」はなんと約400年前に彫られてものらしく、しっかりとガラスケースに入ってます。邪気の上に乗り、400年も顔を踏みつぶしているので、そろそろ許してあげたい。。。と思ったりするw
寿老人の代わりに鬼子母神の娘神である「吉祥天」@清土鬼子母神

雑司ヶ谷七福神の中でも少し離れたところにある「吉祥天」様。雑司ヶ谷の“谷”の地形を楽しむように毘沙門天の清龍寺から散策します。吉祥天のある清土鬼子母神は、鬼子母神の誕生地だけにすごく古〜いお寺です。鬼子母神様が出土したのは1561年というからそれもそのはずですね〜。もう遺跡レベル!

鬼子母神様の娘神である「吉祥天」様。すごく美人な神様です。 七福神の中で女性の神様は弁財天様だけというイメージですが、雑司ヶ谷の七福神は2人います。お二人とも美人で男性としては嬉しい〜!
最後の仕上げは護国寺の招き猫たちに癒されて帰ります @護国寺

雑司ヶ谷七福神巡り終了〜!運気上がったかな〜??? そして、最後の仕上げは護国寺の招き猫ちゃんたちに癒されて帰ります。毛並みがよく脹よかな猫ちゃんに癒されるぅ〜

なんだ〜あのもふもふの後ろ姿〜w

こちらの招き猫は「遊んでよ〜」と言わんばかりに私の周りをまわって。。。 人間に慣れてる招き猫です。

階段で休憩中の招き猫。このコの名前は「大福」に決定〜!

30分ほど招き猫ともふもふして以上、雑司ヶ谷七福神巡り終了〜。正月太り解消にもなりますし、ぜひ七福神巡りおすすめですよ〜。