一度食べてみたかった築地グルメ。「きつねや」のホルモン丼を観光気分で味わうスタミナランチコース

東京の台所、築地市場。食材の目利きが集まる市場にはおのずと美味しいものが集まる。ランチタイムの築地には、そうした築地グルメを求めて市場関係者のみならず、築地近辺の会社員、観光客などが集まりさながら縁日のよう。その中でもひときわ行列のできるお店がもんぜき通りの「きつねや」。一度食べてみたかったホルモン丼にレッツトライ!食後はコーヒーフロートでひと休みするランチコース。

昼からスタート
都営大江戸線「築地市場駅」(A1出口)からスタート!道なりに進めば「もんぜき通り」

駅を出て右手が築地市場。そのまま右に道なりに進みます。ひとつめの交差点「市場橋」を越えた先が目指す「もんぜき通り」です。

「市場橋」交差点はこんな感じ。前方に築地場外市場。右側が築地市場になります。車の往来は多くないかわりに、荷物を運ぶ小型のターレット・トラック(通称ターレ)が行きかいます。
飲食店がひしめき合う、もんぜき通りの「きつねや」へ

http://bit.ly/1shhmHr
白地に墨文字ののれんが目印です。昼時にはひっきりなしに行列ができています。

外国人観光客率が高いな~。この通りは英語のメニューとかなさげなお店ばっかりだけどw

店のカウンター席と通りに置かれたステンレスの台のどちらかで食べるスタイル。すでにお客さんでにぎわってます。

こちらがメニュー。じっくり煮込んだ牛ホルモンがごはんに載った「ホルモン丼」(800円)がこちらの名物。牛丼や肉豆腐なんてのも美味しそう。かなり味が濃厚そうなので、前のお客さんにならって「おしんこ」(120円)をつけてオーダー。休日ならついビールも注文したくなりますwちなみに単品での注文はNGとのこと。ご飯、ビールなどと一緒に頼むのがルール。

原田泰造似の店主が大きな煮込み用鍋から牛ホルモンをよそおってくれます。うーん、見ているだけで食欲が湧いてくる。

こちらが名物「牛ホルモン丼」。たっぷり盛られたネギがホルモンといいアクセント。ステンレス台のお席に「そこいいですか~」と場所を確保。カワイイ女将さんが「ちょっと寄っていただけますか」とお客さんをさばいてます。他のお客さんのためにも1人分のスペースでいただきましょう。

お酒の肴として開発されたのが「牛ホルモン煮」だそうで、きっとお酒との相性もばっちりなんだろうなあ。出来立てでアツアツをいただきます。八丁味噌をベースにした濃厚な味で、見た目よりボリュームがあります。ホルモンは柔らかめ。七味を振り掛けて味の変化を楽しむのもおすすめです。口直しにおしんこを頼んで正解!

テーブルの下には荷物置きのスペースがあります。外国人観光客も多いのでちょいちょい確認しつつ。こういう緊張感は海外旅行している気分です。

目の前を行きかう車を見ながらの立ち食いランチ、初体験でしたが観光客気分を味わえました。ごちそうさまでした~
荒ぶる胃袋を落ち着けるため、「米本珈琲本店」へ。

晴海通りまで出たところにある「米本珈琲本店」。けっして広いお店ではないですが、気軽に入れる雰囲気の喫茶店。店頭にはコーヒー豆が陳列されていて本格的!

「市場橋」の交差点まで戻り、右に折れると、波除通り。たまご焼の「丸武」「築地山長」「大定」など名店がひしめきます。テイクアウトグルメを食べるもの楽しいです。

ひとつ目の角を左に折れます。そのまま大きな通り「晴海通り」まで直進。途中、築地場外市場のお店を見物しながら歩くと楽しい。歩くことものの2分程度です。晴海通りに出て左手に曲がってすぐに「米本珈琲」はあります。

ちょっと甘いものも食べたくなり、コーヒーフロート(350円)をオーダー。すっきりした苦みが美味しいコーヒーでした。