肉食系ビジネスマン流!”東京夜景上級デート”

夜景スポットは誰でも使えるデートコースだ。特に東京の夜景は数のネオンが光っていて、無数のダイヤモンドが輝いているようだ。そのシチュエーション迄に相手をどこまでテンションをアゲられるかがポイントとなる。楽しませなが自分のペースに引きこもう。雰囲気が最高潮になった瞬間トドメをさしに行く。さあ、さっそく行ってみよう。

夕方からスタート
感動を体験させるデートの待ち合わせは、【大門】。

今日の待ち合わせ場所はココ、大門。 普通都内の夜景デートというとスカイツリーや六本木や新宿、池袋辺りが一般的に思いつく場所だろうがオレは違う。 大門にはモノレールや船乗り場、東京タワーに増上寺にも近く、意外にも多くのデートスポットを要している。 元々オフィス街のイメージが強いので、 警戒心の強い女性でも誘い易い場所なのだ。 普段オフィス街というイメージが強いこの街で、 非日常世界に彼女を迷い込ませ自分の世界に引きずり込む。 意外性と創造性が恋愛化学反応を起こす確率を引き上げる。
自然派ワインとフランスのお惣菜を楽しめるカジュアルフレンチレストラン、【グエン】

今宵のディナーはカジュアルフレンチレストラン、【グエン】。 オフィス街の中にある名店の雰囲気を醸し出している、 デートにピッタリのお店。 フレンチコロニアルスタイルの雰囲気が漂う空間で、 厳選のワインにフランスの惣菜を摘むもよし。 しっかり料理を楽しむのもよし。 今日は一級品の料理で楽しませ、厳選のワインで彼女の心も体も酔わせる。

なんと暖かみのある空間だろう。 大門の様な大人な街では最初から薄暗い高級感の漂う店を選びがちが、ここであえて最初にいやらしくないカジュアルなお店で安心させる。 そうすることで次にギャップを用いて一気に落としにかかる為の布石となる。 「能ある鷹は爪を隠す」

間接照明やヨーロッパテイストのインテリアが演出。 「こじんまりとしたアンティークっぽい感じがカワイイ」 と彼女からも太鼓判だ。 (フフフ・・・狙い通り)

窓際の席をチョイス。 そこにメニューが書かれた黒板を立てかけてくれた。 このメニューも手作り感が暖かみを感じる。 まずは乾杯のスパークリングワインを頼んで「かんぱーい!」 その後料理とオススメのワインを注文。 まだちょっと外が明るい中での乾杯はテンションが上がる。 夜はまだまだこれからだ。

まず注文してオシャレな皿に乗って出てきたのは、 【グリエールチーズをのせたカリフラワーのオーブン焼き】。 おつまみとしても楽しめるサラダで、 最初に頼むには最適なメニューだ。 乾杯のスパークリングワインにもよく合うぜ。 すぐに売り切れるというのも納得だ。 「うまい!あーん!」 としょっぱなから餌付け。 ちょっと恥ずかしそうな彼女を見るも愉しいぜ。

続いては【手羽先のこんがり焼き スパイス風味】。 ここでは手でかぶりつき、 ガッツリと男らしく食べる。 コンクリートジャングルトーキョーにおいて自分は捕食者であることを見せつけるのだ。 そうすることで彼女も遠慮せずおいしくかぶりつけるはずだ。 スパイスと楽しい会話が彼女に自然と酒のペースを上げさせる。

ワインのお供といえばこれ! 【イタリア産プロシュートとイベリコ豚のサラミとチョリソ3種盛り合わせ】 「この3つの中でどれが一番ワインに合うかな?ワイン飲んだ後それぞれ食べてみよう」と、 軽いゲームを楽しみつつ彼女に酒を勧める事は忘れない。 「そう言って飲ませようとしてるんでしょ~笑」 「バレたか笑」 もう既に彼女の頬は赤く、美味しそうに熟している。

本日のパスタは【アサリのだしとズワイガニの風味が効いたパスタ】。 味の濃い者が多かったので最後にさっぱりでしめる。 これも絶品だ。 「ふ~お腹いっぱいだね~」 「ね~飲ませるから酔っ払っちゃった笑」 「そうだね笑 この後ちょっと連れて行きたい所あるから行こう」 さあ、いよいよ狼の本性を開放する時が来た。
知る人ぞ知る東京屈指の夜景スポット、世界貿易センタービル展望台【シーサイドトップ】

すっかり暗くなり彼女を連れ出したのは、世界貿易センタービル展望台【シーサイドトップ】。 なんと視界360°、地上152mから東京の絶景を眺める事が出来る。 先程までのカジュアルな雰囲気から、一気にセクシー且つロマンチックな世界に引き込む。

「何ここ~? ホテルのエントランスみたい!」 「この後部屋用意してあるからさ」 「えー?いきなりホテル?」 「嘘だよ笑 ちょっと一緒に夜景が見たくてね」 「ホントー?!夜景楽しみ♪」 一流ホテルのような高級感の漂うエントランス。 ここから一気にナイトエヴァンジェリストモード。 闇夜のワンダーランドへ彼女を誘う。 彼女を漆黒のソファに座らせ、ここで密着し彼女と心だけではなく体も一心同体に。触れ合う表面積が勝負の決め手。 相手の鼓動がドキドキしているのが手に取るようにわかる。 闇の中でこそ、肉メンは狼男のように覚醒する。

展望台から眺める景色、そこには一面の高層ビルのネオンが。 夜景ディープダイブ、トーク・・・そうこの闇から眺める夜景の海に2人で潜り、あえりえない言葉をかける、、、、密着、Wisper Time 、、、は何を言っても許される。 もう一度言おう。触れ合う表面積が大切だ。 「うわー東京タワー近いしキレイだね!」 「あれ?もっと近くにキレイな君がいるけど」 「もう、何言ってるの笑」 「ねえ、食べてもいい?」 そう言ってガシッと彼女の肩を抱き寄せる。 この瞬間彼女のハートも体もガッツリわし掴み。

そしてこちらはお台場方面。 レインボーブリッジに東京湾が一望出来る。 「こんな綺麗な夜景見せてくれてありがとう!」 「こちらこそありがとう」 その瞬間彼女を抱きしめる。 「キレイな夜景を見る君がキレイだったよ」 しかしココでキスはしない。 既にハートをわし掴んでいるのならば、 あえて紳士に見送る。 (あれ?今日この後何もないの?) と思わせる事で、追われる立場になるのだ。 そうすればいつでもどこでも、どうすることも出来る。 「また一緒に綺麗な夜景見に行こうな!」 憎たらしいくらいに爽やかにバイバイする。 帰る頃を見計らってフォローメール。 「次会ってくれるのかな~?」と不安にさせた上で、 ここで次の約束を交わす。 次回のデートはアバンチュールな夜にするもしないもオレ次第。

【筆者プロフィール】ナギサエイジ。恋愛エッセイスト・イベントプロデューサー。HEARTLAND INC ~office shionagi~所属。 下町を中心に街コンや各種恋愛系イベントを開催。肉食男性の行動パターンを熟知・体系化し「肉食系男子との恋愛手法」ついて執筆。ブログ「肉食系男子のトリセツ」で女性向けに肉食系男子との恋愛成功法について発信している。⇒http://dtatalkingaboutlove.blog.fc2.com/