奥ゆかしきオクテ女子と行く!ムード満天な夜の下町デート

気になる彼が誘ってくれたのは、ムード満天な夜の浅草巡りデート。奥ゆかしきオクテ女子と下町は相性抜群!ライトアップされた夜景が2人の気分を盛り上げ、関係を進展させる手助けをしてくれるはず……。

夜からスタート
まずは幻想的な夜の浅草を散歩しながら、浅草寺へ

夜の浅草は、本堂や五重塔、宝蔵門、雷門がライトアップされていて、とっても神秘的。オクテ女子といえど、思わず夜景にはテンションが上がってしまうもの。このライトアップをデザインしているのは、東京タワーやレインボーブリッジ、六本木ヒルズなどのライトアップを手がけた照明デザイナー、石井幹子さんなんだって。

仲見世通りを2人でぶらぶら。観光名所として賑わう仲見世も夜はこの通り閑散としていて、昼間とは違った顔。緊張しながらも会話を楽しんでいたら、ヒールを履いた足元が思わずよろけそうになる。(気合入れてヒールなんて履いてくるんじゃなかった…)と思った瞬間、「危なっかしいな~」と手をにぎられた!!うわ~、恥ずかしすぎて彼の目がますます見れないよう…。

手をつなぎながら向かったのは浅草寺の「宝蔵門」。当初は仁王様が納められていたので、「仁王門」とも呼ばれていたみたい。ライトアップされた浅草寺はとってもキレイ。夜のお寺デートっていいな~♪

仁王様とご対面~。ライトアップされた仁王様の形相はいつもより迫力満点! あまりにもリアルで、夢に出てきそう(笑)。

浅草寺で有名なのが重さ500kgもある大わらじ。浅草寺にはこんな大きなわらじをはく人がいるんだと驚いて魔が去っていくらしい。大わらじのむこうにはスカイツリーが見えて、何ともロマンティック。

「浅草寺は都内最古のお寺で、始まりは推古天皇時代と言われているんだって。」そんな彼の説明を聞きながらも、やはり気になるのはつないだ手。まったく気にするそぶりを見せない彼が何だか恨めしい…。

女の子はやっぱりおみくじが大好き。ドキドキしながらおみくじを開くと、結果は「凶」(泣)。浅草寺のおみくじは凶が出る確率が高いとは聞いていたけれど、本当に引いてしまうなんて…。しょんぼりしていると、「しょうがないな、俺の運を分けてあげる」と言って彼が自分のおみくじと交換してくれた!そんな彼のおみくじは「吉」…。どっちも微妙だと思ったことは、心のなかにしまっておこう(笑)。
ディナーはスカイツリーが見える、隅田川沿いにあるおしゃれカフェ、【CAFE MEURSAULT(ムルソー)】へ

隅田川とスカイツリー、アサヒビールのあの金色の物体が見えるという抜群のロケーションを誇るリバーサイドカフェ・ムルソー。1980年代から浅草で親しまれた老舗カフェで、オリジナルキッシュをオープンテラスで食べるのが最高。(http://cafe-meursault.com/)

浅草にこんなオシャレなカフェがあるなんて!可愛らしくて隠れ家的な外観に思わず一目惚れ。

手づくりの看板が可愛らしい♪

隅田川とスカイツリー、アサヒビールのオブジェ、吾妻橋が同時に眺められる絶景ポイントは他にないそう。「何て贅沢!」と景色に見とれていたら、彼が隣の席に座ってきた!横並びの食事って距離が近くて緊張するな…。でも正面で顔を見合わせながらだと、食事している姿が見られてしまって恥ずかしかったかも。これはラッキー♪

夜景を見ながら食事という、デートすぎるデートに改めて照れてきた。まともに考えるとどうにかなりそうなので、酔ってごまかしてしまおう。

彩り鮮やかなキッシュコースを注文。何とも女の子が喜びそうなおしゃれメニュー!薄いパイ生地にナイフを入れた瞬間のサクっとした感触がたまらない♪とってもおいしいんだけど、なかなかご飯が喉を通らない…。胸がいっぱいでご飯が食べられないなんて、恥ずかしすぎて気付かれたくない。お酒が入って少し饒舌になった彼の話に相槌を打ちながら、なんとかデザートまで完食。
本日の締めは浅草にある大正時代のムードが漂うレトロなバー、【神谷バー】へ

飲み直そうと彼が誘ってくれたのは、浅草にある大正時代のムードが漂うレトロなバー、「神谷バー」。名物デンキブランはなんと130年以上浅草で愛され続けたものなんだって。居酒屋でもなく、スタイリッシュすぎるバーとも違う下町のレトロなバーって、懐かしい感じがしてほっとする。

店内に入ると、いきなり食券売り場があってびっくり。食券売り場のあるバー…なんてレトロ!とまたまた感動。店員さんの「席を確保してから食券をお求めくださ~い」という指示に従い、彼に注文をまかせ、いざ席確保へゆかん!

彼が私のために選んでくれたのは、名物の電気オールド。なんとアルコールは40度…!一方彼が選んだのは、こちらも名物デンキブラン。アルコールは30度だって。何で私のほうがアルコール度が高いのと軽く抗議してみる(笑)。

生ビールをチェイサーにしつつ、電気ブランを飲み進める。いい感じに酔ってきたな…。気づけば彼の腕をぺちぺち叩きながら、「今度はどこに連れてってくれるの~?」と甘えていた。彼からも「なんかキャラ変わってきてない?(笑)」と突っ込みが入る。ホント、私のオクテ女子キャラはどこへ行ったやら…。

【筆者プロフィール】山田みるく。肉食系女子が増えてきている世の中ですが、まだまだオクテ系女子だって存在しています。そんなオクテ女子を好む男性のために、オクテ女子の生態を伝えるべく活動しています。 blog→「オクテ女子と恋したい男子のための恋愛指南コラム」(http://skydrive1990.blog.fc2.com/)