ハッピーロード大山商店街で幸せいっぱい!スーパーや洋食屋などハッピーになれるおでかけコース

その名前からしてハイテンションな「ハッピーロード大山商店街」。商店街を中心に、食べ歩きにぴったりなスイーツからグルメなあの漫画に登場した洋食屋さん、地元民の台所的スーパーなど、愛されているお店が軒を連ね、活気あふれるエリア。 歩いてるだけで、わたしもなんだかハッピーな気持ちになれちゃう、そんなおさんぽコース、行ってみまーす!

朝からスタート
【11:00】東武東上線「大山駅」南口からスタート!

http://railway.tobu.co.jp/guide/station/info/7203.html
東武東上線で池袋から3駅、板橋区にある大山駅。1931(昭和6)年開業と、意外と歴史がある駅です。ホームに降りた第一印象は「街が近い!」 こんな街中を電車が通ってたの〜?とびっくりするほど近い賑わい! なんだか親しみやすくて、これからのおさんぽにも期待しちゃいます。

南口の改札を出ると、すぐ目の前にお店が建ち並んでいて元気! まるで歓迎されているような気持ちになります。 ここを右に出て踏切の手前が「ハッピーロード大山商店街」の入り口のようです。
【11:05】「ハッピーロード大山商店街」を散策!

http://haro.or.jp/
1978(昭和53)年に板橋区随一のアーケード商店街として誕生して以来、「一生づきあいします」をモットーに続いているハッピーロード大山商店街。 なるほど確かに、赤ちゃんから年配の方々まで客層は幅広く、とても賑やか。お店も、飲食店を中心に雑貨や手芸、洋品店、書店、そしてホテルなどジャンルもさまざま。

早速アーケードへ入ってみます。両側に揺れてるのぼり、気になって見てみたらなんと「ハッピーロード大山商店街」の公認アイドル、その名も Cutie Pai まゆちゃん(2014年4月から公認アイドルとして活躍)だそう。「ハッピーロード大山商店街」のイベントに登場することもあるそうです。 そんなメガネが似合うかわいいまゆちゃんのブログはこちら↓ https://ameblo.jp/cutieland/
【11:15】メニュー豊富な「ピエロ」でクレープ

http://haro.or.jp/shop/gourmet/piero
ふらふらとアーケードを歩いてくると、やや異様な光景が目に入ってきます。建物の壁一面に貼られた手描きの紙。恐る恐る近づいてみて見ると、書かれている文字は “アイスクリーム” や “チョコレート” など。そう、メニューなのでした! ここ「ピエロ」は1979年創業のクレープとソフトクリームのお店で、なんと200種類以上のクレープがあるそう。

こんなにあると迷っちゃう〜! と、迷ってる間にも、tamaccöの後にもお客さんが。 「…シナモンバナナチョコください!」とオーダーを。 (シナモンバナナチョコ ¥380税込)

オーダーを受けて、目の前でテキパキと作られる様子が見られます!

チョコとバナナの甘さとシナモンの香り、そしてほんわかあったかでおいし〜い!
【11:30】食べ歩きといえばここ! アライ精肉店

https://mobile.twitter.com/meat_arai
TVなどでも度々紹介される「アライ精肉店」は昭和11年創業、「大山ハッピーロード商店街」の顔と言っても過言でない老舗のお肉屋さん。 精肉はもちろん、人気は揚げ物のお惣菜。種類も豊富で、食べ歩きにぴったり! さっきクレープをいただいたばかりの tamaccö ですが、それとこれとは胃袋が別です。 そして悩んでる間にも、大量のお惣菜を買って買える奥さまが。 ますます悩んじゃう!

さすが老舗のお肉屋さん、取り扱うお肉も種類豊富。 動物のイラストも昭和感が漂っていて、かわいい! この街で長年愛されてきてるお店なんだな、としみじみ感じられます。

店内にはたくさんの有名人のサインが貼られていて、注目度の高さが伝わってきます。

コロッケと散々悩んで、ハムかつ(¥70税込)に決まり! この手軽さなおいしさ、食べ歩きの醍醐味です✧
【11:40】大山の街を見守る「大山福地蔵尊」へ参拝

http://haro.or.jp/about/ofukujizo
江戸時代に、川越街道と鎌倉街道の交差点で人馬の往来が多く、人馬が命を落とすこ とも少なくなかったとか。それを見たお福さまという方が人馬を手厚く葬ったこと から、お福さまが亡くなられた後にお地蔵さまとしてお祀りしたことが始まりといわれています。 それ以来ずっと、大山の人々たちを見守り、愛されているお地蔵さまです。

お店を覗いたりしながらてくてく歩くと、アーケードが終わり、広い通りにぶつかりました。どうやらここは川越街道。ハッピーロードの全長約560mの端っこ、今回のおさんぽのスタート地点の反対側まで来たようです。 じゃ、折り返して戻ろうかしら〜? と振り返ると、見えたのが「大山福地蔵尊入口」の文字。行ってみましょう!

「ハッピーロード大山商店街」のアーケードから歩くこと約1分、左手に現れたのが こちら「大山福地蔵尊」。 早速お参りさせていただきます。

お参りしてふと横を見ると、参拝された方が記すノートが。皆さんお地蔵さまにお願いしたりお礼を述べたりしているようです。 帰りしな、4歳くらいの女の子とおじいさんと思わしき男性が入れ違いにお参りに来ていて、こうして今でもお参りしている方が後を絶たず、きれいに手入れもされているところを見ると、お福さまの素晴らしさがわかったような気持ちに。また、その優しさが今の世にも受け継がれているんだなー、大山の街がこんなに賑わうのも納得がいきます。
【11:50】大山みやげにぴったり! 大山名物の最中

http://twitter.com/t_kagiya
「大山福地蔵尊」を後に、駅まで戻るときに気づいたのがこの “福地蔵最中” ののぼり。 ここ「辰屋」は冷蔵庫で冷やしてもかたくならない “冷やしうす塩大福” が人気の和菓子屋さんだそうです。 お地蔵さまにお参りしてきたばかりだし、ちょっと覗いてみましょーう!

ショーケースの上の中央に置かれ、“福地蔵最中” はやはりお店の目玉商品のようです。 しかも値段が¥150→¥115(税別)に値下げされてるではないですか! 普通のこし餡とごま餡の2種あるとのことなので、どちらも購入。 “冷やしうす塩大福”(¥230税別)も購入してお店を後にします。
【12:00】わくわくしちゃう激安ショップを拝見!

http://haro.or.jp/shop/fashion/sakuranbo
お地蔵さま方面に歩いている時からずっと気になっていたのが、このお店。インパクトのあるピンクの看板、飛び出してきそうなディスプレイ、とにかく情報量が多いです!しかもこのお店、この店舗の正面にある子供服専門の店舗の他にもう1店舗、合計3店舗あるそうです。 ちなみに

総合館では衣料品を中心に、季節の生活雑貨などもたくさん! ところ狭しと商品が並ぶので、手袋とお鍋も一緒に並びます。

子供館も覗いてみたところ、かわいいものからユーモアあふれるものまでお値段も手頃なものが揃って、プレゼントしたくなるようなものもたくさん! ちょっと覗くつもりが、なかなか長居してしまいました。
【12:20】安さと品揃えで人気! 大山の台所「大曽ストアー」

http://haro.or.jp/shop/gourmet/daiso-store
ただでさえ元気な「ハッピーロード大山商店街」で、とくに活気があったのがこちら。大山住民の台所「大曽ストアー」です。野菜などの生鮮食品から肉や魚まで、食料品を取り扱うスーパー。 この日もひっきりなしにお客さんが訪れます。その人気の秘密に迫ってみましょう!

と、足を踏み入れてすぐに、人気の秘密が分かりました…。 安さです! この日は小松菜が、こんな束で350円!! いつもこの値段ではないとは思いますが、感動!(最近野菜高いですしね)

お肉コーナーでも、普通のスーパーではなかなか見かけない鶏のもみじや豚の耳などまで扱っています。この品揃えの良さも人気の秘密だと確信しながら、牛スジ肉(100g ¥118)、花束のような深谷ねぎ(¥280)、ヤツガシラ(100g ¥50)を買い物かごの中に入れました✧
【12:45】”板橋の「いっぴん」を求めて、人気ベーカリー

https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13008921/
「大曽ストアー」で、まるでご近所さんのような買い物をしてしまった tamaccö。引き続き明日のパンを買いに行きます。 板橋区では区民の皆さんに愛される食料品を審査し、「板橋のいっぴん」に認定しており(現在64商品)、ここ「Igrekte」の “スルド” という商品もそのひとつだそう。 また、こちらでは富士山の溶岩で作った石窯で焼いていると窯にもこだわりのあるパン屋さんです。

木目調の、あったかな雰囲気の店内。おいしそ〜う✧

やはり、“スルド” は外せません。ゴマとイチジクを購入!(各¥124税込)

あとは食パンを…と思ったら、店内に見あたらず。お店の人に尋ねたところ、レジの奥の方を見て「 あ、あります! 何枚にしますか?」と。この機械を使って、好きな厚さにあわせてその場で切り分けてくれるそう。 厚めの食パンが好きなので、6枚に切ってもらって、あー、食べるのが楽しみ!(1斤¥300税込)

※ちなみに「Igrekte」のとなりには「さくらんぼ ヤング館」がありますよ。
【13:00】グルメな人は大注目! 裏道の洋食屋さん

http://itabashi-times.com/archives/youbouchou-ooyama.html
ちょこちょこつまんだり食べものばっかり買ってる tamaccö ですが、ちゃんとした食事もしたい! こんなに楽しい街には、いいお店があるはず! 気になるお店はたくさんありましたが、今日はこちら、「ハッピーロード大山商店街」からちょっと入った裏道にある洋食店「洋包丁」へお邪魔します。

一見、よくある洋食屋さんですが、ドアに貼られたユーモアのある看板。期待が高まります! それもそのはず、ここ「洋包丁」は、あの飯テロドラマ『孤独のグルメ』の原作漫画にも登場したそう。そんなこと知っちゃったら、気持ちはすでに五郎さんです。

店内はカウンター席のみ。お昼のピークがすぎたのか、運良く席に座れました。 おいしそうなメニューやお料理が並ぶなか、選んだのはハンバーグステーキです。

目の前でお料理されてる様子を眺めたり、他の方が食べてるものをちらりと見ては “あれもおいしそう〜!” なんて思ってると、tamaccö の前にも現れました、ハンバーグステーキランチ! 目玉焼きにポテト、カレー風味のパスタが添えられて、ごはんとおみそ汁もついて¥850(税込)。 安いのにおいしい、おいしいのに安いです!
【14:00】「大山駅東口」でゴール!

http://railway.tobu.co.jp/guide/station/insidemap/7203.html
「洋包丁」を出て左方面に来ると、東武東上線「大山駅」の東口にぶつかります。 ここは利用できる時間が7:00〜22:00の臨時改札口。小さな駅の入り口なので、見落とさないでくださいね! (でもスタートの南口も遠くないですけども)

改札を通るとすぐに下りホーム。上りを利用する場合は、構内の階段で上りホームへ行けますよ。

【おまけ】 今回の大山さんぽでの戦利品の数々…。 まるで大山住民のような内容ですが、「ハッピーロード大山商店街」があるのなら、いつか引っ越すときがきたら大山を候補に入れちゃうと思います!