新宿でディープな飲み屋をめぐる夜の観光コース。思い出横丁やゴールデン街はやっぱりディープでしたw

新宿でディープな飲み屋をめぐる夜の観光コース。思い出横丁やゴールデン街はやっぱりディープでしたw
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「思い出横丁」に「歌舞伎町」、「新宿ゴールデン街」…。よく耳にする “夜の新宿” を代表する3つの呑み屋街。「興味はあるけどちょっと怖い、なんか行きづらいけど行ってみたい」。 そうに思っている人、実はたくさんいるんじゃないですか? かくいう tamaccö もかつてはそのひとりでした。でも、行ってみると意外と怖くないんです! ひとりでも楽しめて、お友だちと行くとうれしい。そんな “夜の新宿” への最初の一歩を踏み出せるはしご酒コースをご紹介! 秋の夜長においしくて楽しいお酒を新宿で楽しんでみませんか? それでは行ってみまーす!

夕方からスタート

夕方からスタート

【18:00】 世界一の利用者数を誇るJR「新宿駅」西口からスタート!

【18:00】 世界一の利用者数を誇るJR「新宿駅」西口からスタート!
新宿駅西口
https://www.jreast.co.jp/estation/stations/866.html

新宿駅といえば、1日の利用者数が世界一と言われており、なんとギネス世界記録にも認定! 今日は、そんな新宿駅西口からスタート!

平日の18:00といえば、帰宅ラッシュ! 待ち合わせするときは、あらかじめ分かりやすいところを選んでおくと、1杯目のビールまでスムーズですよ✧ ※tamaccö はひとり酒でスタートですけどね…

【18:10】「思い出横丁」でひとり酒デビュー!1軒目の「一富士」へ

【18:10】「思い出横丁」でひとり酒デビュー!1軒目の「一富士」へ
新宿思い出横丁
http://shinjuku-omoide.com

新宿駅西口からすぐ。高層ビル群のなかに広がる「思い出横丁」。飲食店の他、たばこ屋さんやチケットショップなど約80の店舗がひしめくように建ち並び、終戦直後の闇市の名残を色濃く残しています。 仕事帰りのサラリーマンだけでなく、近年は海外からの観光客も大注目のエリアです。

表通り、中通り、線路通りの3つの通りで構成されている「思い出横丁」。なかでもこの中通りがいかにも! っていう雰囲気を醸し出しています。 この日はあいにくの小雨、傘をさして歩いているとぶつかってしまうほどの狭い通りに、お店の看板や提灯がずら〜り。ちょっとノスタルジックなこの光景も「思い出横丁」の魅力のひとつです。

小さなお店ではトイレを構えているところは少ないため、横丁共有のトイレがあります。この看板が目印。 ※トイレは比較的新しく、きれいですよ✧

実はtamaccö 、ひとり「思い出横丁」は今夜が初めて! どうせ行くなら、ちょっとおもしろそうなお店に行ってみたいなぁ〜、そんな嗅覚が察知したのがこちらの「一富士」です。 ちょいと覗くと、お店入ってすぐのカウンターに、1席空きが。まるで招かれたかのように店内へ…。

「思い出横丁」は焼き鳥やモツ焼きのお店が多いのですが、遡ると昭和20年代に行われた取り締まりの名残だそう。 ここ「一富士」も焼き鳥がメイン。入り口では焼かれる前の串と、おいしそうな匂いが出迎えてくれます。

それでは早速、本日の1杯目「ビール(500円)」と、もちろん「焼き鳥5本盛り合わせ(600円)」をいただきまーす! わたしの嗅覚、ありがとう! このお店、大当たり✧ おひとり様なのをいいことに、お店のマスターと常連さんの会話にひょっこり混ぜていただいて、楽しいひととき。人見知りな tamaccö でも初対面の人とこんなに話せるなんて。お酒の力ってすごい!そして楽しい!

まだちょっとお腹が減ってたので「煮込み(500円)」と、ちょっと気になった「一富士」オリジナルの「シソ&生ライムサワー」を。これが、和風モヒートっていう感じですごく飲みやすくておいしい! これを発明したマスター、絶対天才✧ 毎日いらっしゃるというわけではない物知りなマスター、お話がとっても楽しくて、今日ここに来られてよかった✧ 絶対また来ることを心に誓い、今夜は次のスポットへ…。 ※価格はすべて税別

【19:30】日頃の鬱憤をスカッとかっ飛ばす!「新宿バッティングセンター」

【19:30】日頃の鬱憤をスカッとかっ飛ばす!「新宿バッティングセンター」
新宿バッティングセンター
http://www.battingcenter.com/tokyo/3838/

新宿・歌舞伎町のネオン街に、突如現れる「新宿バッティングセンター」。 初めてここの存在を知った時は違和感があったのですが、学生さんからサラリーマン、ちょっと夜の匂いのする男性やカップルまで、幅広い客層が出入りしています。そんな人間模様渦巻くバッティングセンターへ、一発かっ飛ばしに行きましょう!

「思い出横丁」を後に「歌舞伎町」へ向かいます。一歩足を踏み入れると “THE 夜の街” と言いたくなるネオン街が広がります。キャッチっぽい人や黒服の男性、お店へ向かうサラリーマンや着飾ったお姉さん…。何度来てもまだ少し緊張しちゃう埼玉(北部)出身者ですが、それは自意識過剰と気付き始めた今日このごろ。怯みつつも、ぐんぐん歩きます。

歌舞伎町の入り口から7分ほどで、目的地に着きました〜⚾︎ お酒はちょっと、ひと休みです。

中に入ると、バッティングセンターにありがちな昔懐かしのゲーム機がずらり! バッティングそっちのけでゲームに夢中な人もちらほら。

この日も、日頃の鬱憤をかっ飛ばすかのようにたくさんの人がバッターボックスに立っています。 初心者から玄人まで楽しめる球速の豊富さで、ソフトボール経験者の tamaccö は80キロに挑戦!

300円(税込)で26球打てます。お金を入れてからバッターボックスに立つまでが一番緊張!

隣は電光ピッチャーが投げてくれるブースでしたが、80キロのブースは昔ながらのマシーンでした。 いざ、プレイボール!! 結果、弾くものの、26球中2本しかまともなヒットはなく…。続いて70キロに挑戦するも、こちらも散々な結果に。 毎週火曜日は球数アップデー、毎週水曜日はレディースデーなどと、毎日なにかしらイベントが開催されているそう。

取材かプライベートなお忍びか、有名人のサインがびっしり! スカッとしたどころか、思ったより打てなかったことにモヤモヤしたところで、次のスポットへまいりましょう!

【20:00】料理も雰囲気も! 歌舞伎町で更にディープな気分が味わえる「上海小吃(シャンハイシャオツー)」

【20:00】料理も雰囲気も! 歌舞伎町で更にディープな気分が味わえる「上海小吃(シャンハイシャオツー)」
上海小吃
http://shanghai-xiaochi.com

数年前、初めて連れて行ってもらったときの衝撃は今でも忘れません、“ここは日本なのか…”と。 でも食べてびっくり、どれもおいしいんです! それ以来、半年〜1年に1回は食べたくなってリピートしてるこのお店。1人で行くより大人数でワイワイが断然おすすめ! 今日もここからお友だちが合流して、みんなで乾杯〜✧

いかにも歌舞伎町っぽいギラギラした看板に挟まれた薄暗い路地。そこに控えめに、でも真っ赤に主張している2つの看板、それが「上海小吃」への入り口です。

もう何度か来ているにもかかわらず未だにこのお店の全体像が把握できていませんが、2体の人形が出迎えてくれる入り口のところで店員さんに 「予約した者ですが」と名乗って案内してもらうと、いつもの建物ではなく路地の奥へ、そしてそのまた奥へ…。 「こんな部屋もあったのか…!」 と驚きを隠せません。この店、来るたびに拡大してる感が否めません。

合流したお友だち3人と一緒に、「青島啤酒(1本500円)」で乾杯! ひとり酒も楽しいですが、みんなで飲むお酒も最高ですね✧

今夜のオーダーは、「空芯菜の炒め物(1,000円)」、輪ゴムのような食感がハマる「豆腐の細切り(800円)」、「麻婆豆腐(1,000円)」、そして隠れファン多し、「揚げパン(400円)」! 外側の程よいサクサクとふんわり甘い内側のバランスが最高! お通しのブロッコリー & キクラゲもさっぱりとおいしかったです。

上海料理といえば、みんな大好き「小籠包(800円)」! ひとくち齧ると肉汁が溢れてきますので、やけどにご注意を。

上海料理のほか、四川、湖南料理も提供するお店ですが、普段の tamaccö の食生活からは想像もつかない食材を使った料理も豊富です…! まだ挑戦する勇気が出ないのですが、興味のある方はぜひ。

路地の内側から入り口を見たところ。 やっぱり、ここは日本じゃないような気がしてきた…! 注: もちろん日本です ※価格はすべて税込

【22:00】夜はこれから! いよいよ「新宿ゴールデン街」へ

【22:00】夜はこれから! いよいよ「新宿ゴールデン街」へ
新宿ゴールデン街
http://goldengai.jp

「花園神社」のほど近くにある「新宿ゴールデン街」も、「思い出横丁」や歌舞伎町と同じく戦後の闇市から続く飲食店街。 作家や編集者、映画監督、俳優、歌手など数々の文化人が集うことでも知られ、前衛芸術やサブカルチャーの聖地のひとつと言っても過言ではありません。 そんなたくさんの人の心をわし掴みにするこの街、今夜は tamaccö が個人的にもたまにお邪魔している大好きなお店、G2通りにある「夜間飛行」へご案内!

ドアを開けて、2階のお店へ続く階段。壁には、映画や音楽、演劇などのポスターやチラシがびっしり、1段登るごとにワクワクしちゃう! やや急な角度のため、壁に見入りすぎてしまったり、お酒が入りすぎてるかな? っていうときは気をつけて!

平日の夜だけど、店内はお客さんがたくさん! それまでいらしてた常連さんが「じゃぁ、お会計を…」なんて席を譲ってくださったり、若い男の子達が立ち飲みスタイルになってくれたりして、無事カウンターに座れた4人でした。この場の空気の読み方もこういったお店ならでは。ちょっと素敵なコミュニケーション✧ カウンターの中の棚も、いろんなチラシやポスターが貼られています。

最初の1杯(※「夜間飛行」では)は、やっぱりビール✧ 「夜間飛行」は、歌手のギャランティーク和恵さんがオーナーを務めるお店。和恵さんがお店に入る日もあれば、曜日ごとに店員さんも変わるため、毎日通っても違う雰囲気を楽しめます。 お店の開店 & 閉店など最新情報はTwitterでチェック✎ https://twitter.com/snack_yakanhiko/

呑み屋さんではお通しも密かなお楽しみのひとつ! ビールの次はお通しに合いそうなやつにしようかな〜、なんて考えて決めたり。

一緒に行ったお友だち、顔なじみのお客さん、そして初めて会うお客さんとのおしゃべりを楽しんだ tamaccö、今夜とうとうボトル・デビュー! 「夜間飛行」では3ヶ月のボトルキープが可能とのこと(1本3,000円〜、税込)。また近々お店に来る理由ができました、わーい! この日はビール1杯、お通し、おつまみ1品、そしてボトルを入れても5,500円(税込)! みんなで飲んだり、次回以降も呑めるとあれば、だいぶお得感✧

【0:00】「花園神社」へお詣り

【0:00】「花園神社」へお詣り
花園神社
http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/top/

眠らない街・新宿の中心に鎮座するのは「花園神社」。 見世物小屋や演劇の興行、多くの人が訪れる「酉の市」でも知られているここは、お詣りしたりひと休みしたり、夜中でも誰かが訪れています。せっかく近くまで来たのだから、ぜひご挨拶しましょう! 今夜は「新宿ゴールデン街」側の鳥居からお邪魔します!

夜の景色の中でも映える朱色、迫力あります! 社務所の受付時間は過ぎていますが、参拝は24時間できる大都会のオアシスです。

今日もここにお詣りさせていただいた御礼と、無事に楽しくはしご酒できた今夜の御礼をお伝えして帰ります。 帰りは参道を通って、まだ明るい靖国通りから帰るのがおすすめです。

【0:30】終電にギリギリセーフ⁈ JR「新宿駅」東口がゴール

【0:30】終電にギリギリセーフ⁈ JR「新宿駅」東口がゴール
新宿駅
https://www.jreast.co.jp/estation/stations/866.html

スタートした新宿駅西口とは、反対側の新宿駅東口がゴール! せっかく楽しい夜を過ごしたのだから 、「呑んでたら終電が! 」「駅まで走ったらお酒が回ってちょっと気持ち悪くなっちゃった…」 なんてことがないように時間に余裕を持って帰りましょうね。(※経験者より) さて、今回の夜の新宿はしご酒コースはいかがでしたか? これで “夜の新宿” に興味を持って、一見さんから常連さんになってもらえたら嬉しいです! もしも “夜の新宿” でばったり会ったら、そのときはぜひ乾杯しましょ〜う✧

Finish! Nice outing!

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