落語入門にぴったり!鈴本演芸場で寄席を楽しむ上野観光コース

落語は敷居が高い、なんて思っていませんか?そんなことはありません。寄席は、予約不要で落語や漫才を年中無休で楽しめる場所です。なかでも上野にある鈴本演芸場は約160年の歴史がある老舗。寄席を中心に、上野のグルメと見所を楽しんでみませんか?(※特別興行の場合は、チケット前売りとなります)上野のアメ横「肉の大山」で立ち食い&呑みしてから「鈴本演芸場」へ!おおいに笑ったら、上野公園内の「喫茶去」でまったりお茶の時間。和菓子の「岡埜栄泉総本家」で大福を、上野駅コンコース内にある地産品ショップ「のもの上野店」でお土産を買う、半日観光コースです。

朝からスタート
【11:00AM】上野駅到着!まずはアメ横をブラブラします。

http://www.ameyoko.net/
上野駅に11時に到着!鈴本演芸場の開場(チケット販売)は12時からなので、それまでアメ横丁をブラブラすることにします。

まだ早い時間ですが、「アメ横」はすでに観光客が大勢いて、お店も活気づいている雰囲気です!
【11:15AM】アメ横にある「肉の大山」で腹ごしらえ!

http://www.ohyama.com/ueno
アメ横に来たら必ずといっていいほど来る「肉の大山」で腹ごしらえ。手頃な値段でお肉たっぷりの美味しいメンチカツやビールが立ち食い&呑みできるので、幸せです。

大山特製メンチ200円、生中ビール400円(どちらも税込)。一口かじれば、肉汁がじゅわりと出て来るメンチカツは絶品です。寒い日だったので、ホカホカのメンチカツが染みる〜!朝から飲んでしまいました。良い気分でいざ、鈴本演芸場へ!
【11:50AM】飲食自由&予約不要!鈴本演芸場で落語を楽しもう!

http://www.rakugo.or.jp/
12時よりちょっと前に鈴本演芸場にやってきました。噺家ののぼりが目印です。団体客が入っているそうで、すでに開場していました。早めに来て正解だった…!鈴本演芸場は、昼の部(12:30~16:30)、夜の部(17:30~20:40)の二部制で、入場料金は一般:2,800円(税込)。チケットを買って、いざ中へ!

中はこんな感じです。座席は全部で285席。平日の昼の部で、最初から入っているお客さんはそこまでいないかな〜と思っていましたが、開演の頃には、全ての席が埋まっているような満員状態!人気がありますね。途中で出る予定だったので、後ろの方の席に座りました。

鈴本演芸場の嬉しい点の1つが、飲食しながら寄席を楽しめること!売店で売っているお弁当、神田志乃多寿司の「のり巻きお詰め合わせ」800円と自販機でビール(本日2杯目)を買って、席についているテーブルに広げました!欲張りなので、おやつ用に「牛乳もなか」200円(全て税込)も。準備万端、おいしいいなり寿司をもぐもぐしながら、開演を待ちます。

ビールやお弁当を楽しみながら見る寄席は最高でした!落語からジャグリング、三味線漫談まで、ひとり大体15分くらいでしょうか。あっという間に時間が経過しちゃいます。取材に行ったのは、1月だったのでお正月にちなんだ、めでたいネタが多く、新年から気持の良い笑いをゆったり楽しめました。お客さんは年配の方がやはり多いですが、若い女性の一人客もチラホラいるので、全然居づらくありません。
【14:30PM】笑ったあとは、上野公園内の「喫茶去(きっさきょ)」でクリームあんみつを堪能!

寄席を楽しんだ後は、上野公園内にある「喫茶去」へ。「喫茶去」は、「本格和食処韻松亭(いんしょうてい)」が営む喫茶室です。お店は風情のある日本家屋の佇まいで右手の入口は、「韻松亭」、左手の入口が「喫茶去」となっています。

席につくと、自家製のおから茶が運ばれてきました。優しい甘みのあるあったかいおから茶でほっとひと息。私は、人気のクリームあんみつ700円(税込)を頼みました。クリームあんみつは、黒蜜と、口直しの山椒の昆布佃煮も一緒についてきます。寒天や生麩、白玉、あんこの上に豆乳アイスと抹茶アイスがのった凝った作りのクリームあんみつは、お味も絶品!甘さは控えめなので、黒蜜をかけていただきました。昔ながらの日本家屋である店内と、そこから眺める上野公園の景色を楽しみながら、ゆったりと美味しい時間を堪能しました。
【15:30PM】帰り道でお土産を物色!まずは和菓子の老舗「岡埜栄泉総本家(おかのえいせんそうほんけ)」へ。

http://www.okanoeisen.com/
お茶を楽しんだあとは、創業百三十余年の歴史ある和菓子屋、「岡埜栄泉総本家」へ。名物の大福から、焼き菓子・最中・季節の和菓子など、数多くの商品があります。

名物の「大福3個セット」720円(税込)を購入して帰りました。大福は種類が選べるので、私は「豆大福」、「一粒栗大福」、「よもぎ大福」を選びました!豆大福は餡がぎっしりつまっていて、塩味の効いた薄い餅とのバランスが絶妙。朝早くから作っていんですよ、と店員さんに教えてもらいました。やさしい手作りの味わいです。
【16:00PM】最後に上野駅グランドコンコースにある「のもの上野店」へ。

https://www.jreast.co.jp/nomono/oyatsutimes/about.html
電車に乗る前にちょっと待った!最後に上野駅グランドコンコース内にある「のもの」へ。「のもの」は、東日本のおいしいものをとりそろえている注目の地産品セレクトショップです。一定期間ごとに各地域にスポットをあて、フェアも開催。銘菓や地酒、加工品など、その地域ならではの食を紹介しているお店です。

お土産に、「のもの」が作った、東日本の地産品を使ったオリジナルおやつ「おやつTIME」を2袋購入しました。パッケージも美味しそうで可愛いです。「秋田のきなこもちぼーる」170円、「仙台のころころまころん」150円(どちらも税込)。 お土産を購入して、そのまま上野駅の中央改札に入ってゴール!落語に笑い、おいしいグルメ&お菓子にほくほく。心躍る、和な体験ができました。上野にきたらぜひ回ってもらいたいコースです。