銀座観光におすすめ!歌舞伎座と絶品オムライス、銀座で愛される老舗を巡る銀ブラコース

銀座注目のスポットを巡る銀座観光におすすめのコースです。歌舞伎座を探索したら、絶品ふわとろオムライスの名店「YOU」でランチ。稲荷寿司の「白金や」とお土産にピッタリな手ぬぐいが見つかる「銀座大野屋」へ和な気分で銀ブラを楽しみます。銀座のランドマーク「資生堂ギャラリー」、銀座で愛される画材屋さん「月光荘」と和文具の専門店「東京鳩居堂」を巡り、あんぱん発祥の名店「木村屋総本店」へ。銀座で愛される専門店をはしごします。最後は最旬スポット「東急プラザ銀座」をチェックする、銀座ブラを楽しむ鉄板コースです。

朝からスタート
東京メトロ「銀座駅」からスタート!

地下鉄各線が乗り入れる銀座駅からスタートします。銀座は地下道が発達していて、銀座通り沿いなら濡れずに移動が可能。今回のコースではA7番出口が便利です。
観光には一幕見(ひとまくみ)がおすすめ!「歌舞伎座」を探検しよう!

http://www.kabuki-za.co.jp/
歌舞伎は11時〜の昼の部と16時半〜の夜の部、2部構成。どちらも、すべて幕間(休憩)をいれると4時間程。お高いチケットでしっかり4時間観劇するというのも人生の中で一度は体験したいところですが、席が遠くても、歌舞伎の雰囲気だけでも楽しみたい、という観劇方法があります。

それは「一幕見(ひとまくみ)」という方法。豪華な売店や喫茶コーナー、ロビーもないし、立派な正面エントランスからも入れませんが、、、見たい部の、見たい幕だけ、観る方法。4階席に当たる場所で、椅子席:約90名、立見:約60名、合わせて約150名、全てが自由席。演目にもよりますが、一幕:500円〜2000円ほど。好きな演目だけ見れるとあって、通には人気の楽しみ方です。

もちろん、歌舞伎は見なくてもOKです。5階の歌舞伎座ギャラリーでは、舞台に登場する馬や舟に乗れたり、地下2階の木挽町広場では歌舞伎座のグッズを買うことができます。なかでも穴場スポットなのが「歌舞伎座屋上庭園」。歌舞伎座の大屋根にある、丁寧に作られた庭園には「先人の碑」などの歌舞伎にまつわる記念碑があり、時間がのんびり進む場所です。

「五右衛門階段」を降りて4階に。階段から間近に見える歌舞伎座の大屋根は、ファンならずとも、ちょっと感動です。この大屋根の中で1枚だけ“反転した鳳凰”の瓦も見ることができます。見つけられるかな?

4階には、歌舞伎ギャラリーがあり、歴代の歌舞伎役者さんの写真や、演目の紹介、そして、歴代歌舞伎座の模型などもあって、歌舞伎座が徐々に大きくなっていった様子がよくわかります!
ランチは、歌舞伎役者に贔屓も多い「YOU」の絶品ふわとろオムライス!

http://www.kissa-you.com/
歌舞伎座の道を挟んだ場所にある、「喫茶YOU」。 レトロな雰囲気の喫茶店ですが、片岡愛之助がお気に入りと、テレビでも紹介したオムライスが大人気のお店です。時間によっては並ぶこともある人気メニュー。ふわり&とろりとした卵は他では食べられない絶品です。

ランチセットの珈琲には、オススメでどうぞ!と、ホイップクリームが付きます。ウィンナーコーヒーが味わえてお得な気分。

店舗の外観です。オムライスがおいしいと知らない人にはごくごく普通の喫茶店ですが、知っている人には特別なお店です。
お土産に買いたい!「白金や」とかいて「ぷらちなや」の稲荷寿司

http://platinumya.jp/
「喫茶YOU」の数軒隣りにある「白金や(ぷらちなや)」は、名前のとおり、気品漂うお稲荷さんをだしてくれるお店。ここのお稲荷さんは、土地柄、楽屋お見舞い・差し入れなどのお使い物としても人気です。

焼きいなり、特製ゆずいなり、鶏ごぼう焼きいなり、かりかり梅ゆずいなりの、4種のお稲荷さんが2個づつはいったものを買いました。竹すだれの化粧箱にうやうやしくはった8個のお稲荷さんは、この化粧箱に負けない味!稲荷が小ぶりな理由は、休憩中、化粧を落とすことができない役者さんもひと口で食べられるから、という粋な心遣いなのです。
歌舞伎役者が御用達の和用品をチェック!「銀座大野屋」

http://www.ginza-oonoya.com/
明治元年、歌舞伎座の近くで足袋屋さんとして創業した「銀座大野屋」。歌舞伎役者さん御用達のお店として知られています。建物からして、昔ながらの佇まい。オリジナルの手ぬぐいや足袋などが並んでいます。

歌舞伎に関する柄、古典柄の本染めの手ぬぐいがずらり!足袋などの和装小物、浴衣が並び、外国人の方にも人気のお土産です。
美とアートを体験できる銀座のランドマーク「資生堂ギャラリー」

http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/index.html
銀座で創業した資生堂。銀座本店のビルには化粧品販売のほかにヘア&メーキャップサロンや、ポートレートが撮れるフォトスタジオが完備。その地下1階にあるのが「資生堂ギャラリー」。「新しい美の発見と創造」をテーマにした展示が無料で楽しめます。
銀座で愛される画材店、ホルンマークが目印の「月光荘画材店」

http://gekkoso.jp/
1917年に創業の老舗画材専門店。画材専門店ですので絵画好きが集まるお店ですが、文具好きにもたまらないシンプルで味わい深いグッズがあります。

お店入り口が通りから少し中に入ったところにあるので通り過ぎてしまうのでこの看板を目印にしてください。

店内の商品はすべてオリジナルで、バッグやえんぴつ、クリップなど文房具好きの心を掴みます。

サイズやカラーバリエーション豊富なスケッチブックは、普段使いのノートにもぴったり。軽い力でもしっかり書ける8B鉛筆(225円)とヌメ革製の鉛筆のキャップ(555円)、仕事用のメモとして使うブルーカラーが可愛いスケッチブックを購入しました。
銀座の一等地にある1663年創業の老舗の和文具店、「東京鳩居堂」

http://www.kyukyodo.co.jp/
日本で一番地価が高い銀座5丁目交差点にある「鳩居堂」は、はがき、便箋封筒、こだわりの和紙工芸品とお香を取り揃えています。1663年創業と銀座の中でも指折りの老舗です。お土産にもぴったり。季節の便りや、贈り物にちょっとした言葉を添える一筆箋など、気の利いたものが見つかります。

色鮮やかな便箋。封を切って便箋を開いた瞬間に素敵な香りを漂わせる「文香」など、メールやLINEが当たり前となっているからこそ、昔ながらの粋な心遣いが感じられるコミュニケーションツールが嬉しい。いざという時に役立つアイテムが見つかります。

落ち着いた、品のいい扇子が揃っています。いいものを大事に使いたい、大切な人への贈り物が見つかりそう。
あんぱんで有名な老舗パン屋さん「銀座木村家」

https://www.kimuraya-sohonten.co.jp/
あんぱんといえば木村家。木村家といえばあんぱん。明治天皇に献上した「さくらあんぱん」によってあんぱんを広めた老舗です。銀座木村家で売っているあんぱんは全部で9種類。小倉あん、桜、けし、栗、季節限定の味(2種)、クリームチーズ、うぐいす、白あん、とどれにしようか迷ってしまう品揃えです。

木村屋のあんぱんの特長は、イースト菌を使っていないこと。米と麹、水でできた酒種で使っていること。日本人の好みに合わせ、1日以上時間をかけて仕込まれるパンは、もちもちとした弾力があります。あんぱんの原点となる逸品、お土産にいかがですか?

あんぱんだけでなく、数種類の食パンやフルーツ、野菜を使ったパンなどもたくさん並んでいます。
銀座エリアのニューフェイス、「東急プラザ銀座」へ

http://ginza.tokyu-plaza.com/
銀ブラの締めくくりは、2016年3月に数寄屋橋交差点にオープンした最旬スポット「東急プラザ銀座」。6階にある高さ27メートルもある吹き抜けのパブリックスペース「キリコラウンジ」から銀座の街を眺めます。

キリコラウンジから見た、数寄屋橋交差点。人が忙しく行きかう交差点は見ていて飽きません。この光景を見ているだけで、東京に流れる時間を感じることができます。

施設内には、ファッション、雑貨、レストラン、カフェなど125店舗が入っています。ラウンジのある6階と7階は「FIND JAPAN MARKET」という日本の丁寧なものづくりをテーマにしたフロアになっていてセンスのいいものに出会えます。

振り返ってみたら、さまざまな大きさウィンドウからあふれる色とりどりの光によって、ビル全体がきれいにライトアップされていました。東京の見どころのひとつが、建築と夜景。商業施設が多い銀座の夜景はとってもきらびやかです。
「有楽町で逢いましょう」の有楽町駅がゴール

最後はJR有楽町駅でゴールです。流行の発信地、銀座で古き良き歴史を感じさせる名店を巡るコースをご紹介しました。