<東信州中山道>東信州最古の宿場「芦田宿」周辺お散歩観光欲張り満喫コース!風情ある中山道を歩きながら癒しの温泉まで楽しもう!

<東信州中山道>東信州最古の宿場「芦田宿」周辺お散歩観光欲張り満喫コース!風情ある中山道を歩きながら癒しの温泉まで楽しもう!

今日は、中山道「芦田宿」の散策コースをご紹介します。信州立科町にある中山道「芦田宿」は、北佐久地域で最古の宿場と云われています。古い宿場だからこそ新しくなっている部分もあれば、古いまま残る部分もあります。浅間山を望む松並木や、古い建物、町の造りなど「芦田宿」に残る昔の風情・見どころを周りつつ、「芦田宿」が位置する立科町の魅力を、欲張りに楽しむコースです。最後には温泉もあるよ!

朝からスタート

からスタート

スタート地点は、ランドマークともいえる美しい松が迎える「松並木公園」

スタート地点は、ランドマークともいえる美しい松が迎える「松並木公園」
松並木公園
http://www.town.tateshina.nagano.jp/gaiyo/bunkazai/235/000193.html

今日はあいにくの曇り空ですが、街道歩きやウォーキングには良い気候です。晴れた日は松並木公園に入る前に、ちょっと車で笠取峠まで行ってみましょう。笠を取るほど美しい景色が自慢の峠。雄大な浅間山と眼下の景色を楽しんだ後、さっそく駐車場に車を停めて出発です。

樹齢150年を越える松が並びます。江戸時代から、中山道を歩く旅人達の姿を見守ってきました。長野県の天然記念物にも指定されています。

酒と佐久地域を愛した、若山牧水の歌碑。「岨道の きわまりぬれば 赤ら松 峰越の風に うちなびきつゝ」この笠取峠の松並木を歌っています。

ところどころに馬頭観音が見られます。

笠取峠は雁取峠とも呼ばれています。江戸幕府の植樹政策により、慶長9年(1604年)頃に植樹されたものと口伝されており、150年~300年以上経った老赤松は、一度見てみる価値ありです。

ちなみに、毎年10月中旬頃開催している「中山道ウォーキングinたてしな」の模様はコチラ。皆さん楽しそうに歩いています。

およそ20分の松並木散策も、ここで終わり。名残惜しいですが、次のスポット「芦田宿」へ。

いよいよ佐久地域最古の宿場「芦田宿」です!!

いよいよ佐久地域最古の宿場「芦田宿」です!!
(株)酢屋茂

松並木を下り、石打場公園を通り抜け、「芦田宿」へ。まずは、創業明治26年(1893年)の(株)酢屋茂(すやも)さんへ。天然醸造の信州味噌と醤油を造っています。

中に入ると味噌と醤油がお出迎え。 味噌のいい香りがしてきます。

製造工程は昔に比べだいぶ機械化されましたが、製法そのものは変わっていません。国産原料を用い、そして無添加。100年以上続く老舗の味を是非一度ご賞味ください。

次は「旧芦田宿本陣~土屋家住宅」に向かいます!!

次は「旧芦田宿本陣~土屋家住宅」に向かいます!!
旧芦田宿本陣 土屋家住宅
http://www.town.tateshina.nagano.jp/gaiyo/bunkazai/236/000194.html

日本橋から数えて26番目の宿場町である「芦田宿」。この土屋家は、慶長初期に芦田宿開設を仰せ付けられ、芦田宿の開設に尽力し代々本陣を務めました。

明治維新まで公家や諸大名の宿泊、休息などに使われていました。

江戸時代、大名や貴人などの宿泊の標識として「何々様御泊」と記し、宿駅の出入口と本陣の前に立てられた宿札がたくさん残されています。

優れた意匠の京風な造りとなっています。 ※本陣の見学をご希望の場合は、事前に立科町役場への問い合わせが必要です。 (電話:0267-56-2311)

次々と行きます~「ふるさと交流館 芦田宿」

次々と行きます~「ふるさと交流館 芦田宿」
ふるさと交流館

笠取峠から出発した旅ですが、小腹も空いてきたところで、こちらの「ふるさと交流館 芦田宿」で休憩です。

立科町の歴史や中山道をはじめ、観光地等を紹介するパネルやジオラマがあります。

芦田宿限定の木札を発見!  これを持って中山道を歩けば気分も上がること間違いなし!

蓼科の水や大地で育まれたりんごやそばなどを使った特産品コーナーもあります。 こちらは、たてしな屋の特産品。りんごを使ったジュースやジャムやかりんとう。そして、・・・。人気の辛みそ三兄弟!!!

「りんごにんじんミックスじゅーす」で一息。 立科産のりんご70% にんじん30%ジュース。濃厚で優しい味わいに疲れも吹き飛びます。

ちょっと温泉でひと休みしましょ~「立科温泉 たてしなの里 権現の湯」

ちょっと温泉でひと休みしましょ~「立科温泉 たてしなの里 権現の湯」
立科温泉権現の湯
http://www.town.tateshina.nagano.jp/koukyo/spa/gongen.html

本日最後のスポットはこちら。立科温泉 たてしなの里 権現の湯。 ここは芦田宿から少し歩きますが、浅間連峰が美しい眺望抜群の温泉です。宿場散策で疲れた体を、立科の温泉でリフレッシュしましょう。

入場券を購入して早速入館。入館料は大人400円とリーズナブル!

広々としたお風呂と絶景がお出迎え。 なんと露天風呂もあります!!

お風呂を堪能した後はこちらへ。100畳大広間で一休憩。食事もできます。

温泉といえばコレ。もちろんあります。コーヒー牛乳とマッサージチェア。

お腹が空いたところで、食事処へ。 こちらは、権現の湯にある「権現亭」です。

信州蓼科牛を使用した権現亭特製牛丼を発見!!これは食べるしかない!! 柔らかく甘みのある牛肉です。立科に来たら是非一度は食べてみてください。 (入館料と牛丼がセットになった牛丼セット券1,000円がお得です。)

スタート地点の松並木公園駐車場に戻って本日の旅は終了です。

スタート地点の松並木公園駐車場に戻って本日の旅は終了です。
笠取峠松並木

お腹もいっぱいになり、エネルギー充電ができたところで、本日の宿場遊びは終了~ ゆっくり歩いてゆっくり観光して、約半日のコースになります。 (本日のコース:笠取峠の松並木→芦田宿→権現の湯→笠取峠の松並木) 秋は紅葉も美しく、晴れれば景観もバッチリ。地元グルメに、温泉まで楽しめる。こんな宿場歩きの遊び方はいかがですか?

立科町は長野県の東部に位置し、南北に長いひょうたん型をしています。標高2,531mの蓼科山の裾野に広がる白樺高原と標高650m前後の農村地帯からなり、中山道の宿場町としても古くから旅人に愛されてきた自然と歴史が息づく町です。 自然豊かな風景に囲まれながら、あなたも「中山道たてしな路」を歩いてみてください。

東信州中山道寄り道ガイド
街道歩きをもっと楽しもう!東信州中山道の寄り道コース&遊び方をご紹介します。軽井沢・沓掛・追分・小田井・岩村田・塩名田・八幡・望月・芦田・和田・長久保●平成27年度長野県地域発元気づくり支援金活用事業
http://www.higashi-shinshu-nakasendo.com/
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