初笑いはぜひ寄席で!下町浅草で老舗グルメと落語を愉しむ年末年始おでかけコース

初笑いはぜひ寄席で!下町浅草で老舗グルメと落語を愉しむ年末年始おでかけコース

今年の年末年始は9連休。この長い休暇(ヒマ)をどう過ごそうかとお悩みの方にお勧めな、浅草寄席初笑いコースです。浅草老舗グルメめぐりと称して、老舗パン屋「ペリカン」、おにぎり専門店「宿六」、七味唐辛子の東京発祥の店「やげん堀 七味唐辛子本舗」、文人に愛された甘味処「梅園」をめぐり、仲見世でお祭り気分を味わいながら浅草寺でお参りするおでかけコースです。

朝からスタート

からスタート

ひと駅手前の東京メトロ銀座線「田原町駅」スタート!

ひと駅手前の東京メトロ銀座線「田原町駅」スタート!
田原町駅

落語が楽しめる「浅草演芸ホール」への最寄駅は「浅草駅」ですが、今日は敢えてひと駅手前の「田原町」で下車します。田原町から浅草へは浅草通りを直進するだけ。両側に商店街が続いていて、下町の雰囲気を感じることができます。

手前下車の目的は、浅草の老舗ベーカリー「ペリカン」のパン!

手前下車の目的は、浅草の老舗ベーカリー「ペリカン」のパン!
ペリカン
http://www.bakerpelican.com/

こちらのパン屋さんは普通のパン屋さんとはちょっとイメージが異なります。なんとパン生地は食パンとロールパンの2種類のみ。パンの種類も食パンを中心に全部でも10種類程。といっても10種類揃っているのを見たことがありませんw 開店から行列のできる人気の「食パン屋」さんなのです。ガラス戸を引いて店内に入ると、カウンターと右手にパンの置かれた棚がびっしりと店の奥まで続きます。とても人気のパン屋さんなので予約なしで買えるか心配な方は予約をしておくと安心です。

田原町駅を降りて、寿三丁目の交差点を浅草方面に進みます。2,3分歩くと左手に「パンのペリカン」という看板が見えてきます。

こちらがパン棚。訪問時は10時頃でしたが、雨だったので3種類ありました。

1.5斤の食パン(570円)。パン本体は密度が高くみっちりとした感じです。耳の部分はかなり弾力&歯ごたえがあります。小麦本来の味が噛むたびに味わえる。素朴ながらもじんわりと美味しさが口の中に広がります。

ロールパン中サイズ(460円)。こちらはそのまま食べるとしっとり&もちっとした食感で、優しい甘みにひと口で虜に。これまで食べたロールパンの中で一番おいしい!! 大振りなサイズですが1歳の娘もおいしいものはわかるようで、パクパクと食べていました。

厚切りにしてバターを載せてトーストすれば、最高のモーニングに!朝が待ち遠しくなるような「ペリカン」のパン。長く愛されているわけがわかります。

浅草国際通り商店街をそぞろ歩きながら浅草方面へ。「おにぎり 浅草 宿六」の暖簾をくぐる。

浅草国際通り商店街をそぞろ歩きながら浅草方面へ。「おにぎり 浅草 宿六」の暖簾をくぐる。
おにぎり 浅草 宿六
http://onigiriyadoroku.com/

今日のテーマは老舗グルメめぐり。寄席で食べようと、浅草で60年続くおにぎり専門店「おにぎり 浅草 宿六」へ。清潔感のある白い暖簾に「ん、ここ料亭?」と思いつつ店内へ。三代目のご主人が「いらっしゃい」と明るく迎えてくださいました。

道順は「ペリカン」から一度、駅の方向へ戻ります。そのまま駅を越えてまっすぐアーケードになっている「浅草国際通り商店街」を歩くこと5~6分。雷門通りにぶつかります。右手をみると、東京スカイツリーが。悪天候だったので霞んでいますが、下町と近代建築の組み合わせが妙で思わずパシャリ。

商店街でだるまを売っていました。縁起もののだるまをはじめ太鼓やちょうちん、お面など、日本文化を感じられる品揃えに足が止まります。

さらに歩いて、言問通りまで行きます。言問通りを右に折れたところに目指すおにぎりの看板を発見!

「東京で一番古いにぎりめし」の額がさりげなくかけられています。お店はお寿司屋さんのよう。こざっぱりとしていて、カウンター席とテーブル席がいくつか。ランチはこちらでおにぎり2個 or 3個+豆腐のみそ汁+沢庵のセット(2個セットは660円~、3個セットは800円~※ネタによって変動)がいただけます。今日は寄席で食べるのが目的なので、テイクアウトします。

昼も夜も営業していますが、商品はおにぎりのみ! しらす、山ごぼう、風味漬…どのネタも美味しそう。ネタによっては夜しかでないものもあるので、ご主人に聞いてみてください。

迷ったあげく、「生姜味噌漬」「たらこ」「おかか」を注文(3つで840円)。海苔がピーンと立ってて、美味しそう!

1年365日、落語が楽しめる「浅草演芸ホール」昼席へ

1年365日、落語が楽しめる「浅草演芸ホール」昼席へ
浅草演芸ホール
http://www.asakusaengei.com/

「浅草演芸ホール」は都内に4席ある「寄席」のひとつ。寄席とは“寄せ集め”が語源だそうで、落語を中心に、いろもの(マジック、漫才、漫談、紙切りなど)が1年365日楽しめます。昼席(11:40~16:30)と夜席(16:40~21:00)の二部制になっていますが、入れ替え無なので、一度入場すれば好きなだけ見ることができます。出演者(番組)はHP上で公開されているので事前に贔屓の落語家をチェックしていくもよし。ふらりと立ち寄るもよし。

表に出演者一覧が掲出されています。顔写真つきで親切ですw 墨で書かれているのが、落語。赤文字はそれ以外の色芸物です。個人的には「柳家喜多八」「三遊亭白鳥」「昭和こいる」そしてトリの「柳亭市馬」あたりが好みです。ここで判明!贔屓の柳家三三(やなぎやさんざ)が休演だった…。OH MY GOD!

今日の昼席のトリ(主任、と呼ばれます)は柳亭市馬(りゅうていいちば)。いい声でユーモアたっぷり。今聞ける落語家でおしどり夫婦の掛け合いを演らせたら、市馬が一番じゃないだろうか。滑稽噺はもちろん、人情噺もいい。なんと2014年から小三治の後の「落語協会」の会長になられていました。

寄席では、入場料のことを「木戸銭(きどせん)」といいます。寄席は基本的に予約制ではないので、当日11時以降で窓口で買います。浅草は観光客も多いので、立ち見になってしまうこともありますが、観光の方は長居しないケースが多いので、ホールの方に聞いてみるとよいかと思います。

2F席に続く階段。エレベーターはありませんのでご注意を。

2F席の扉。まるでレトロな映画館のようです。いつでも出入り自由ですが、中から外に退場するときは、出演者が入れ替わる合間にするのがマナー。昼席、夜席ともに「仲入り」と呼ばれる15分程度の休憩もあります。

1階席は混んでいたので、2階席から観覧。入場時に番組表をもらえるので、次の出演者が誰なのか進行状況がわかります。一般的に落語の寄席では主任を務める落語家の一門が多く出演し、早い時間帯に若手が登場してきます。ひとり15分の持ち時間でネタ(落語や芸)を披露していくスタイルです。

浅草演芸ホールの2Fには桟敷席もあります。他はイス席です。

イス席はこんな雰囲気です。こういう映画館昔よくあったなあ。2階席からでも演者の顔もはっきりわかりますし、演目内容ははっきり聞こえます。より近くで楽しみたい方は1階席へ。舞台が近く、いじられることも多いので楽しいですよ。

紅白の提灯と舞台の様子。舞台の左手には「めくり」と呼ばれる演者の名前が書かれた札が置かれています。落語が終わると前座さんがめくりをめくりw、座布団を裏返して整えます。

浅草演芸ホールは飲食自由です。行った日はみかんを食べながら見ているご高齢の方も。1F入口右手の売店では、パンやお菓子、ビールや飲み物が売られています。寄席に来ると鈴カステラとか普段食べないけど食べたくなります。

七味唐辛子発祥の店、「やげん堀 七味唐辛子本舗」でぴりりと香り高い七味をお土産に

七味唐辛子発祥の店、「やげん堀 七味唐辛子本舗」でぴりりと香り高い七味をお土産に
やげん堀唐辛子
http://yagenbori.jp/

昼席のトリは「掛取万歳(かけとりまんざい)」でした。年の瀬らしい噺に大満足! 寄席を出たあとは、浅草をぶらりとお散歩してみます。まずは、仲見世通り商店街にある「やげん堀 七味唐辛子本舗」へ。こちらは創業から389年、七味ひとすじの専門店。日本三大七味に数えられるお店です。

七味唐辛子には「大辛、中辛、小辛」(各30g 540円)があります。ちなみに七味とは、「黒胡麻、陳皮(みかんの皮)、一味唐辛子(焼)、一味唐辛子(赤)、山椒、麻の味、けしの実」。生唐辛子と焙煎唐辛子のふたつが入っているのが特徴。

中辛をオーダー。手際よくお店の方が材料をブレンドし、「こちらでいかがですか?」と香りを試してみることができます。山椒多めで、黒胡麻多めで、などお好みで味をブレンドしていただけます。私ははじめてなのでベーシックな配合に。

ぬり缶 中身付(972円)をお土産に。お店の方によると、「容器に全部いれちゃダメ。鍋料理なんかで使うと中身が湿気てしまうから、少しずつ容器に詰めて使うといい」とのこと。料理だときんぴらにおすすめだそうです。

まるでギャラリーのような、てぬぐい専門店「かまわぬ浅草店」へ

まるでギャラリーのような、てぬぐい専門店「かまわぬ浅草店」へ
かまわぬ浅草店
http://www.kamawanu.co.jp/

仲通り商店街を演芸ホールとは逆に歩くと、すぐ浅草公会堂のある浅草オレンジ通り商店街にぶつかります。交差点の左手前に白壁のギャラリーにような「かまわぬ浅草店」があります。写真の図案で「かまわぬ」と読みます。かまわぬと言えば、てぬぐい専門店ですが、ここは約200種類のてぬぐいと、国内外の生活雑貨を集めたセレクトショップのような品揃えになっています。

干支の羊にちなんだてぬぐいが並んでいます。額に入れて飾ると立派な作品になります。新春を感じさせるラインナップに心が躍ります。

自宅用に購入したもの。お店では折りたたまれた状態で置かれていますが、広げた状態のカタログも用意されていますよ。プレゼントやお礼のプチギフトにもぴったりです。

浅草仲見世を散策しながら浅草寺へお参りしましょう

浅草仲見世を散策しながら浅草寺へお参りしましょう
浅草仲見世通り
http://www.asakusa-nakamise.jp/

浅草といえば、雷門そして仲見世。東京観光の代名詞的存在だけに人混みも半端じゃありません! 年末年始はさらに活気が感じられる仲見世。お祭り気分でどうそ!

おすすめは、手焼せんべいと人形焼が食べられる「亀屋」。目の前で人形焼を焼いている職人さんを見ることができます。今日はせんべいにしようっと。薄焼きは8枚で500円、厚焼きは5枚で500円。味は無地。亀、海苔、胡麻の4種。箱入りもあり、手みやげにも最適です。

日本的なお土産ショップが立ち並んでいますが、こちらは「小山商店」の刀コーナー。ジャパン=サムライ!なんでしょうねw

こちらは着物、浴衣の「スズヤ」。なんだかとっても違和感のあるキモノスタイル。マネキンも外国人だしねw 

浅草寺(せんそうじ)へお参り&運試し

浅草寺(せんそうじ)へお参り&運試し
浅草寺
http://www.senso-ji.jp/

仲見世を抜けると浅草寺。広々とした境内には、ご利益にあやかろうという人々でいつも賑やか!

浅草寺のご本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)様。お参りの際には、「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」と唱えるのが正式なんだそう。すっと背筋が伸びる立派な伽藍です。

これまた立派なお賽銭箱。ちょっとしたアパートの1室くらいありそうw 毎日これだけ多くのお祈りがされると観音様も大忙しに違いない。

神社に来たら、お祈りと運試し! ということでおみくじを引いてみました。

結果は凶。。。さすが厄年。。今年はいろんなことがあったなあとしばし回想タイム。悪い運は境内に置いて帰りましょう。

仲見世通りからすぐの甘味の老舗「梅園 本店」で名物あわしるこをいただきまーす

仲見世通りからすぐの甘味の老舗「梅園 本店」で名物あわしるこをいただきまーす
梅園 本店
http://www.asakusa-umezono.co.jp/

最後の老舗グルメは甘味!仲見世からすぐの場所にある「梅園」へ。百貨店や駅ビルにお店が入っているので、テイクアウトしたことはあるけど、浅草本店でいただくのは初めて。店構えも趣あります。

店内は席数も多くて、イメージする甘味処そのもの。入口でまず食券を購入するシステムなので、何を食べるかは、ショーウインドーを見て決めてから入店しましょう。

お雑煮もとっても美味しそうで悩みましたが、梅園の代名詞「あわしるこ」(777円)をオーダー。しるこ、といっても液状ではなく、餅きびにこしあんがたっぷりと載せられています。永井荷風の小説「踊り子」にも登場する梅園。荷風が夢中になった甘味を味わえるなんて幸せ。歴史の重みと、餅キビに絡むやわらかくあたたかいあんこにほっぺたが落ちました。寒い時期にも甘味処があれば生きていける~、

餅きびはつぶつぶとした食感で、お餅なので柔らかい。これは熱いうちが絶品なので、ぜひ温かいうちに! お口直しにしその実の塩漬けがついてくるんですが、これが塩気があって旨! さらにあんこの甘みを引き立てます。

お店の外にはテイクアウト用のカウンターも。手みやげ天国浅草の実力を知ったおでかけコースでした。

東京メトロ銀座線「浅草駅」でゴール

東京メトロ銀座線「浅草駅」でゴール
浅草駅

寄席でたくさん笑って、美味しいものに出会ってさらに笑い、ふくふくとした気分で帰路に着きます。

駅の入口には赤提灯に駅名が。古き良いものから、ちょっと怪しいヘンテコなものまでごった煮になった、まさに寄席のような町、浅草。歩けば必ず面白いものに出会える場所です。

Finish! Nice outing!

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朝が楽しい!勝浦観光