東横線で、一直線。いつもの駅から旅に出る。

地元が横浜のロマンチストな彼が連れて行ってくれた横浜の渋すぎるクリスマスデートコース

流行を追わないクラシカルな横浜クリスマスデートは逆に新鮮!横浜の歴史を感じられる喫茶店「馬車道十番館」や洋食ランチの「コーヒーハウス ザ・カフェ」、山手の洋館「ベーリック・ホール」、元町商店街の洋菓子店「喜久家洋菓子舗 本店」、カッターシューズの「ミハマ元町本店」。そしてコレットマーレに移動して、アイシングクッキー専門店「Berry DECO」とギャッベ専門店「CUCHE Gabbehkhaneh」でお買いもの。最後はみなとみらいの夜景を見ながら本格中華料理「梅蘭」でディナー!横浜が生んだ名品を味わい尽くすクリスマスデートコースです。

朝からスタート!

  1. 【10:00】アイスクリームの発祥の街「馬車道駅 3番出口」からスタート

    馬車道駅

    ホームの馬車道のフォントをよく見るとなんと馬車道だけ明朝体! 駅の構内も煉瓦造りで異国情緒あふれる馬車道への期待が高まります。

    • 渋谷駅で購入したみなとみらいチケットを活用。東横線往復料金+みなとみらい線を1日自由に乗り降りできるお得なチケットです。これを使って賢くクリスマスデートしちゃいましょう。 →http://bit.ly/1saCGAW

  2. 【10:10】クラシックな外観の喫茶店「馬車道十番館」で待ち合わせ

    彼との待ち合わせは、馬車道駅5番出口から徒歩3分ほどのところにある、総レンガのクラシックな「馬車道十番館」。既に彼はお店の中で待っている様子。店前に着くと、ステンドグラスやガス灯、馬車道を象徴する牛馬飲水など、かつての馬車道を凝縮したような玄関に驚きました。 待合せ場所からいきなりクラシック!今日はどんなデートコースになるんだろ? ※営業時間など詳細はURLからご確認ください

    • 馬車道十番館に入ると、暖炉の前のテーブル席に彼が座ってました。小説を読んで待っていたようですが、私もここで読書したいと思うほど静かで落ち着いた雰囲気です。ステンドグラスから太陽のやわらかい日差しが差し込み、古風な作りの椅子やテーブル、床を鮮やかに引き立てています。

    • 朝早かったので馬車道十番館で朝食をとることに。モーニングセット(700円税別)を注文。ドリンクは、彼がコーヒーで私が紅茶。テーブルにステンドグラスの模様が映り込んでいます。 早く起きてよかったな~(笑)

    • モーニングセットは、パンケーキ2枚とポーチドエッグ、たっぷり野菜にコールドローストビーフというメニュー。パンケーキは密度の高い生地で、口の中に入れると、しばらくしてから甘さが口の中で広がります。朝食にぴったりな大人なパンケーキです。味がシンプルな分、卵やコールドローストビーフとも相性がよくいろんな味を楽しめます。

  3. 【11:15】山下公園をのんびりお散歩

    クラシカルな朝食を満喫した後は、山下公園へ。朝の公園は気持ちいい!素敵なベンチを探しながら、山下公園をゆっくりのんびりお散歩します。 山下公園は関東大震災のときに出た大量の瓦礫を使って、埋め立てられた公園なんだそうです。

    • 海を臨める素敵なベンチを発見!夕方になるとカップルで埋め尽くされる山下公園ですが、午前中の山下公園はジョギングをしている方や犬とお散歩中の方などのんびりした空気が流れます。

    • チャップリンやベーブルースなども乗船した氷川丸。氷川丸でぜひ見てもらいたいのがこのカモメたち。等間隔に上品に並んでいるカモメたちに癒されます。 時計をみるともうすぐ12時。先ほど朝食を食べたばかりなのにお散歩したせいかお腹が空いてきた(笑) 彼が連れて行ってくれるランチはどこだろう?

  4. 【12:00】ホテルニューグランド1Fにある「コーヒーハウス ザ・カフェ」で洋食ランチ

    彼がランチに選んだのは、山下公園に面したクラシックホテル「ホテルニューグランド」。重厚感のあるホテルに足を踏み入れると自然と背筋が伸びます。ここの1Fにある「コーヒーハウス ザ・カフェ」は誰もが知っている洋食メニューが生まれた場所なんだそうです。メニューはお楽しみに、と彼。店内は窓から明るい光が差し込み、ホテルのダイニングらしいシックさと喫茶を楽めるカジュアルさがほどよくマッチした居心地のよい空間です。 ※営業時間など詳細はURLからご確認ください

    • 銀杏並木と氷川丸が見える窓際の席に通されました。ベンチシートになっていてゆったり座れるのが嬉しい。彼がオーダーしたのは、「シーフードドリア」、「ナポリタン」、そして「プリンア・ラ・モード」。聞きなれたメニューに驚いていると、「これ全部このレストランで生まれたメニューなんだよ。小さい頃に親に連れてきてもらったことがあるんだ。」と得意気に話してくれました。いいな〜。

    • まずは「シーフードドリア」(2,268円)が運ばれてきました。グラタンより断然ドリア派なので、テンション高く、熱々のドリアをパクリ。あれ、いつも食べる味と全然違う!とってもマイルドな味のホワイトソースに海老と魚介がゴロゴロ入ってて、食感が楽しい〜。パクパクと食べている私を嬉しそうに眺めながら「シーフードドリア」ってもともとここの初代料理長のサリー・ワイルが体調のよくないお客様のために考案した料理なんだよ、と彼。消化のよいものを、ということで3種類の特製ソース(ベシャメル・アングレーズ・ニューバーグソース)と日本のお米を使った当時としてはかなり斬新な料理だった、ということを教えてくれました。

    • 続いてきたのは「ナポリタン」(1,836円)。これは見た目からして本格的。ケチャップがたっぷり絡まってピーマンや玉ねぎが入ったいわゆるナポリタンとは明らかに違います。食べてみるとモチモチ感がスゴイ! ここのナポリタンはトマトケチャップを使わず、トマトベースのオリジナルソースで、具はフレッシュマッシュルームとボンレスハム。麺は提供する12時間前に茹でて冷蔵庫で寝かせることでこの食感を実現しているそうです。「これもこのホテル発祥なの?」「2代目総料理長の入江茂忠氏がが考案したメニューなんだ」。ペリーが来航して以来、開港の街として発展した横浜には海外から多くの外国人や食料が初めに上陸した文化の交流点だったとはいえ、そのアイデアが一般に浸透して今も残っているなんてすごいなあ。

    • デザートに出てきたのは何とも上品なガラスの器に載った「プリン・ア・ラ・モード」。プリンにアイスクリーム、生クリームにウサギの形のリンゴ…となんだかご褒美をもらったみたいなにぎやかなプレート。「このウサギリンゴ、本当の名前を知ってる? 本当はアローカットっていうんだ。アローはフランス語で矢を意味する言葉。これも当時の料理人が発案したものなんだ」「そうなんだ!」牛乳と卵の味わいが素朴なプリン、クリーミーな口どけのアイス、そして甘すぎないクリームのハーモニーにスプーンが止まりません。なんだか彼の講義を聴きながら私ばっかり食べちゃったような(笑)こんな素晴らしいものを作った、食のアイデアマンたちに感謝しなきゃ。

    • 食事のあとはぜひ本館2Fのロビーへ。自由に出入りすることができます。大階段、漆喰彫刻の施された天井、灯篭風のライト、青を基調とした絨毯に優雅に配置された横浜家具。しつらえの隅々にまでクラシックホテルを体感することができます。

  5. 【15:30】山手の洋館にお散歩。スパニッシュ様式がエキゾチックなお屋敷「ベーリック・ホール」

    ベーリック・ホール

    http://bit.ly/1A6r0RT

    横浜発祥グルメでお腹いっぱいになったら、山手方面へのお散歩に出発!「ぜひ見てもらいたい洋館があるんだ」という信頼度100%のガイドに誘われるがまま坂道を登ります。かなり勾配が急で、「ローヒールで来て良かった」と心の中で思って歩くこと10分ほど。坂道が開けて、山手エリアに到着。立派な門をくぐったそこは、「ベーリック・ホール」。山手に残る外国人住宅の中で最大規模のスパニッシュスタイルのお屋敷で入館は無料です。※開館時間など詳細はURLからご確認ください

    • 大きな窓から自然光が降り注ぐ明るいダイニング。暖炉や化粧梁組天井(けしょうばりくみてんじょう)で作られた重厚な洋風空間は、モダンでどこかなつかしい雰囲気。アメリカ人の J・H・モーガン氏による設計で、アメリカの西海岸で同じようなスタイルの建築が流行していたそうです。ちょうど訪問した時は館内がオランダ人のフラワーアーティストによるアレンジで素敵に彩られていました。

    • もともとイギリス人貿易商・ベリック氏の個人宅として建築されたものだそうですが、47畳もの広さがある居間の横には、獅子頭のガーゴイルの壁泉があるパーㇺルームがありました。高いアーチ型の窓、緻密な模様のタイル1枚に至るまで、贅とこだわりを尽くしたお屋敷にうっとり。

    • 階段の手すりのアイアンワークにも目を見張るものがあります。床材の白と黒のアールデコ調のタイルを淵どる蛇紋岩も重厚感があって素敵です。ベリック氏が亡くなった後、ベーリック・ホールは遺族によって寄付され、学生の寄宿舎として使用されていたとのこと。(Hallとは英語で寄宿舎を意味します)その愛称で人々に親しまれ、2001年に横浜市が取得した後もコンサートなどのイベントが開かれたり、ボランティアの人達がお花を飾ったり、様々な人に愛されていることで魅力が衰えないでいるとわかります。ちなみにここで結婚式を挙げることもできるそうです。素敵だな~。

    • ひときわ目を惹くのが、子供部屋のグリーンブルーの壁。フレスコ技法で塗り、磨かれた壁に、クワットロフォイルと呼ばれる4つの葉を象った窓は、スパニッシュ様式の建築でよく見られる特徴の一つです。この窓はベーリック・ホールの象徴的なもので、全部で6カ所あるそうなので、ぜひ散策して探してみて。こんなお屋敷に一度でいいから滞在してみたいな。優雅な気分に浸れる場所です。

  6. 【16:00】元町商店街で愛される変わらない味「喜久家洋菓子舗 本店」でカフェタイム

    喜久家洋菓子舗 本店

    http://kiku-ya.jp/

    映画のヒロイン気分で山手散歩をして代官坂を下れば元町商店街へ出ます。石畳の通りの両側には、長く続くお店から流行のアパレルショップが仲良く軒を連ねていて、独特の落ち着いた空気が流れていました。少し歩き疲れたので、休憩したいなと思っていたら「じゃあ、喜久家に行こう!」と彼。「そこ有名なの?」と聞くとなんと1924年創業の洋菓子店とのこと。どんなお菓子に出会えるか楽しみだなあ。 ※営業時間など詳細はURLからご確認ください

    • お店の一角にカフェスペースがあり、店頭に並んでいる洋菓子、ケーキをイートインできます。喜久家の看板商品は上の写真のラムボール(238円)。その名のとおり、ラム酒を染み込ませた生地をチョコレートで包んで、何日も寝かせて完成するという手のかかったお菓子。冷蔵庫のない時代からあるケーキ屋さんなので、保存の効くお菓子やバターケーキを得意としているそうです。「昔、学校から帰ってよく喜久家のケーキを食べてた」とのことで、素材も安心なものを使っているし、味わいも懐かしい飽きの来ない味です。どっしり重たい「ハニーケーキ」(292円)、「ババロア」(335円)、「モカロール」(314円)など種類が豊富でお手頃プライスでお土産にすると喜ばれそう。

  7. 【17:00】トラディショナルシューズの王道、「MIHAMA(ミハマ)」でカッターシューズに出会う

    彼が次に連れていってくれたのは、元町商店街に本店があるレディースシューズの専門店「MIHAMA(ミハマ)」。白いタイルの外壁に青いテントが清楚で高級感のある店構え。「え、靴屋さん?」これは流れ的にもしかしてもしかする?? 期待を胸に足取り軽く店内へ。 ※営業時間など詳細はURLからご確認ください

    • 白を基調にした内装に高い天井。ゴージャスな空間に背筋を伸ばしてお店に入ると、上品にシューズが陳列されています。まるでひとつひとつが宝石のように、靴を魅せることを第一に考えぬかれた店内で、靴がとっても見やすい高さにあります。

    • 1923年に創業した「MIHAMA」の馴染み客には、アンクルトリスの作者、柳原良平氏の奥様もいらっしゃったとかで、店内にはファン必見の多くの柳原作品が。こちらの代名詞「カッターシューズ」は、靴底が平らで横から見るとカッター(小型の船)に似ていることに由来しているのだそう。特徴はラウンドトップ。バレエシューズやフラットシューズに似ている感じ。フォーマルにもカジュアルにも使いやすいデザインが揃っていて、お買いものモードオン!

    • この靴がとにかく軽くて履きやすい! 写真のものは、ラバー底になっていて、靴自体が柔らかくしなるので新しい靴を履いたときの硬さがまるで感じられない。底もすり減ってしまったら900円(税別)からお直しができるそう。これは愛用する気持ちわかるなあ。

    • 「クリスマスだし、赤がビビッドでステキだよ。ジーンズなんかにも似合うんじゃない?」との言葉に「うん!」と二つ返事で答え、クリスマスプレゼントに購入してもらいました。やた~!! ちなみに購入後も一度も靴擦れすることなく、すんなり足に馴染んでとっても重宝してます。自分の母にも機会があれば贈りたいな。横浜で愛され続けるものにはそれだけの理由がある、とじわじわと実感しています。

  8. 【17:50】みなとみらいの夜景を見ながらコレットマーレまでお散歩「馬車道駅」

    馬車道駅 2番出口

    元町から馬車道駅まで移動して、どうやらディナーをコレットマーレで食べる予定らしい! 馬車道駅の2番出口に出ると、すっかり夜になっていて、みなとみらいの夜景が素敵です。夜景を見ながらコレットマーレまでお散歩〜。

  9. 【18:00】今年はひと味違うクリスマスツリーにしてみよう!アイシングクッキー専門店「Berry DECO」

    駅前にある商業ビル「コレットマーレ」の気になるお店をお買いものしたーい! との突然のリクエストにも快く付き合ってくれる彼。まずは5Fにあるアイシングクッキーの専門店「Berry DECO」へGO! ※営業時間など詳細はURLからご確認ください

    • アイシングクッキーといえば、結婚式のプチギフトとして定番化しているけど、ここのお店のはデザインがデコデコしてて色もきれい。見た目に反して素材は添加物不使用の素朴な味わいで、男性にも人気があるそうです。クリスマスツリーやリースのオーナメント用のクッキー(1個432円~ ※デザインが一部変更になる場合がございます)に一目ぼれ!今年のクリスマスはオーナメントクッキーでデコレーションしよ!

  10. 【18:30】遊牧民の夢と希望が織り込まれているギャッベ専門店「CUCHE Gabbehkhaneh」で夢を見る

    同じくコレットマーレの5Fにあるギャッベ専門店「CUCHE Gabbehkhaneh(クーチェ ギャッベハネ)」へ。ギャッベとは、イランの遊牧民カシュガイ族が遊牧しながら手織りするカーペット。ウール100%でテントの床材として地表に敷くためとっても丈夫なんです。ギャッベにはカシュガイ族の女性たちの住んでいる土地の景色や夢、希望が織り込まれている。そのせいなのか、見ていると不思議と元気が湧いてきます。 ※営業時間など詳細はURLからご確認ください

    • 店内で存在感を放つラクダ君。平織りでギャッベより薄手のキリムを纏っています(笑)。さすが専門店。憧れのギャッベがこんなにたくさん揃っているショップは初めて。大型のカーペット以外にも、生活雑貨や食品も揃っているのでプレゼント選びにも重宝しそう。

    • イスに敷いたり、ソファ前に置いたり使いやすいそうなミニサイズのギャッベ。(10,000円~14,000円)毛足の長い敷物なので冬のイメージが強いけれど、「ウールは夏にこそ気持ちいい、特に素足で!」と店長さんがおっしゃっていました。こだわったウールを使用しているので、とっても柔らかい肌触り。この感触は一度撫でたら離れられない。

  11. 【19:00】みなとみらいを一望できる本格中華料理「梅藺」で夜景ディナー

    梅蘭 コレットマーレみなとみらい店

    http://www.bairan.jp/pc/fp09.html

    ハマトラな彼が計画してくれたデートコースの締めくくりは中華街で有名な焼きそばの「梅蘭」! 本店は元町中華街にあるけれど、横浜を知り尽くした彼がチョイスしたのはコレットマーレの6階にあるこちらのお店。みなとみらいの夜景を一望できる絶景スポットをエスコートとは。トラディショナルな王道デートの締めくくりと夜景に感動。 ※営業時間など詳細はURLからご確認ください

    • 席は迷わず窓際右奥を選択。この席からはみなとみらいの大観覧車と日本丸メモリアルパークがかなり近い距離から一望できます。手が届きそうな距離の夜景にうっとり。高層ビルからの夜景よりも落ち着いて眺められます(笑)

    • 梅蘭と言えば、やっぱり梅蘭やきそば!カリッと焼かれた麺とアツアツのあん、そしてそれらを卵で包んだ逸品です。熱々のうちにどうぞ。 その他にも、梅蘭の人気メニューであるマヨネーズとフレッシュなレタスが香る「大海老のマヨネーズ和え(2,000円税別)」や海老が口の中でコロコロと踊る「海老蒸餃子(620円税別)」、とろとろのカリカリおこげの「五目おこげ(2,000円税別)」など、とにかくお腹いっぱい食べました!

  12. 【21:00】コレットマーレからみなとみらい駅まで歩きながら夜景を楽しむ!ゴールは「みなとみらい駅」

    みなとみらい線 みなとみらい駅

    大観覧車「コスモクロック21」を見ながらの本格中華料理でお腹いっぱい。帰りはコレットマーレからみなとみらい駅へ向いながら梅蘭から見た夜景を歩きながら帰ります。 以上、「地元が横浜のハマトラな彼が連れて行ってくれた横浜の渋すぎるクリスマスデートコース」いかがでしたでしょうか?ぜひクリスマス横浜デートのご参考に! ※店舗、価格等はすべて、2014年11月30日現在の情報になります。

今回のコースマップ

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